私はなんとか扉を閉めようと、座ったまま必死に振り返って手を伸ばしました。
視線を感じる中で、その必死な表情まで見られているのがわかり、胸がドキドキと高鳴ります。
でも、おしっこが止まらないせいでお尻を動かすことはできず、どうしても扉に手が届きません。
「どうしてこんなことに…」
心の中で繰り返すたび、視線が背中に突き刺さるような気がして、恥ずかしさで体がこわばってしまいます。
仕方なく、少しでも見えている部分を隠せないかとうつむいて身体を小さくしてみましたが、まったく効果はありませんでした。
むしろ、スカートをたくし上げ、ショーツを膝まで下ろした丸出しのお尻が逆に目立ってしまうようで、恥ずかしさがさらに増していくだけです。
仮設トイレにはいってからここまでしてきた動作を振り返ると、全身がゾクリとするほどの羞恥に襲われます。
「足を開いて……スカートを捲って……ショーツを膝まで下ろし――」
30代になって、少しむっちりと肉付きが増したヒップライン。
ビジネススーツで隠してきた部分が、今はこんなふうに丸出しだなんて…。
自分では少し気にしている下半身の大きさが、より強調されてしまっている気がして、考えるだけで恥ずかしくてたまりません。
タイトスカートの中に押し込んでいたお尻は、スカートを捲った瞬間にぷるんと揺れながら解放され、
「あ、こんなに丸かったんだ…」と自分でも戸惑うほど、その丸みがはっきりと露わになっていたはずです。
脚をしっかり開いて、ショーツを下げて、まん丸のお尻を何の防御もなく晒してしまった――
そのときの光景を思い返すたびに、頬がカッと熱くなります。
ショーツが食い込んでいた跡や、少し張りのある腰まわり、二つに分かれたお尻のふくらみと真ん中の割れ目。
普段は「年相応に少したれてきちゃったかな」と密かに気にしていた部分までも、今や目の前の人たちの視線にさらされているんだ…と考えると、恥ずかしさに胸がきゅっと苦しくなります。
それでも体は動かせないまま、和式便座にまたがり、お尻を突き出すような姿勢で、下から勢いよくおしっこを流している私。
「うそっ……そんな……」
思わず声が漏れそうなくらい、羞恥が一気に押し寄せ、顔がさらに火照ります。
さっきまでミーティングで堂々と指示を出していた私。
30代という大人の落ち着きを身につけ、周りからの信頼も得ていたはずの私。
そんな私が、今はこんな あられもない姿 を知られているなんて――。
後ろから聞こえた一言が、私をさらに凍りつかせました。
「見えてるよな」
「すごい、奥まで見えちゃってる」
その言葉を耳にした瞬間、心臓がドクンと大きく鳴り響き、頭が真っ白になります。
「見えてる…?」
自分が今どれほど無防備な姿で、何を晒してしまっているのかを痛感し、もう息が詰まりそうでした。
頭の中には、今の自分の姿が 克明に浮かんでしまう。
ふっくらとしたお尻は、30代になってからさらに柔らかみを増し、少し弾力がついた気がしていた。
和式トイレの姿勢で自然に広がったせいで、真ん中の割れ目があらわに開いてしまっている。
「こんなに開いちゃってる…?」
少し色が濃くなった割れ目の奥には、お尻の穴を取り巻くシワが円を描くように広がっていて、
その周辺に生えた濃い毛も はっきりと見えてしまっているかもしれない。
さらには、大きく足を開いたせいで、肛門の奥にまで目が行き届いてしまいそうで、
「奥まで…全部見えちゃってるかも…?」と想像するだけで、肌が粟立つような感覚を覚えます。
その毛の間にある 大きなひだ は、色が少し濃くて、ぷっくりと膨らんで見え、
開いてしまっているせいで、更に奥までしっかり見られてしまう かもしれない。
中の小さなひだは、ほんのり湿り気を帯びて、30代らしい成熟した柔らかさを感じさせる。
自分では「少しおおきくなっちゃったかも」と意識していたその部分が、今まさに人目にさらされているなんて…。
「いやらしい感じに見えちゃうんじゃないか…」 と考え始めたら、もう顔の熱さが引きません。
「ここまで見えてる…? 見られたくない…!」
淡いピンク色に染まった小さなひだが、足を開いているせいで広がってしまい、
その中心には、ぷっくりとしたクリトリスと、可愛らしく濡れた一番恥ずかしい穴まで…。
「全部…見えてるの…?」
想像しただけで、全身がゾクッと震える。
考えないようにしようとしても、どう見えてしまっているかを意識せずにはいられない。
「こんな姿…絶対、見られちゃいけないのに…!」
でも、もう遅いのです。
私は、おしっこの穴からジョーッと音を立てて流れ続けながら、
知り合いの男性たちにすべてを見られてしまっているのです。
上司としての落ち着きやプライド、そうしたものが一瞬にして崩れていくようで、
恥ずかしさと無力感に胸が締めつけられるのを感じました。
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