じっとりと蒸し暑い曇天の下、それでもあたしにとっては今年初めて、いえ久しぶりの海に心が浮き立っていました。
何だか久しぶり・・多くない?
リア充の逆?
ともあれ波打ち際に立ち、それでも爪先を波に浸すと思っていたよりも生温かい9月の海水が爪先を洗います。
チャプチャプと。
くるぶし、足首、ふくらはぎ、と徐々に進んでいくうちに膝までが海に浸かる頃でした。
周囲を見渡しても半径30メートル以内に人影は見当たりませんし、あたしの方を見てる人はいません。
頃合いや良し。
やや背中を曲げると微かに震える指先でロンTの裾、膝上15センチの辺りをつまみ、ゆっくりと持ち上げます。
体裁としては海辺で独り軽く水遊びするにあたり、服の裾が濡れないようにしている若い女性、のつもりですw。
寄せては返す波が時々、太腿の半ば近くまで濡らすタイミングもあって。。。
(仕方ない、仕方ない。)
だって服の裾が濡れないようにする為には仕方ないんです!
誰に言ってんだよ。
自分自身にツッコミながらも、いつの間にか股間がギリギリ海に浸からないくらいまでの深さまで、逆に言えばギリギリ股間が隠れるくらいまで裾を捲り上げていました。
既に呼吸は乱れ、心臓がバクバクして苦しい程。
と、ここで状況の確認も含め、いったん撤収。
砂浜まで戻りながら裾を下ろしていきます。
それとなく周囲を見渡しても安全な状態はキープされているようでした。
裾は、と見れば点々と水飛沫の痕が。
いえ、お尻の方は既に5センチ程、濡れています。
あ、海水で、ですからね。
念の為w。
と、いうか波に洗われる為、あたしの股間はキレイなものですw。
でも、これ以上捲ったら。。
(あ、そっか。)
迂闊を装ってお尻が丸見え、の状態も演出可能なコトに気づいてしまいました。
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