それぞれに、相手を割り振って、3組のペアで遊ぶ事にした。
マシな二人は、仲間に譲って、私は一番モテそうもない暗いオトコを選んだ。
(どうせ遊びなんだし、)
と思って、彼に密着したら、凄く緊張してた。
私は彼の腕を掴んで、
「ねぇ、遊ぼうよ」
と甘え声で挑発した。
「なんで、ボクなんですか?」
「んー、余ってたから?」
って言ったら、
「バカにしないで下さい」(怒)
「バカになんてしてないわよ?せっかくビーチに来たんだから、アナタも楽しんだら良いじゃん」
「どうせ、ボクの事を、からかってるんでしょ?」(怒)
「どうして、そう思うの?」
図星だったけど、一応理由を聞いてみた。
「いつだって、期待してるのに、思った通りにはならないんだ!」
「それって、恋愛って事?」
と聞いたら、頷いた。
「上手く行かないから、面白いんじゃないの?」
と言って、私は水着のブラに指を掛けてみせた。
「どう思う?」
「えっ?、なんで?」
「見える?」
「…」
黙ったまま彼の目は、水着の隙間から見える乳首を覗いていた。
「どう思う?」
「…」
「何も感じない?」
「…わからない」
「私の事が嫌い?」
「…」
黙ったまま、彼は視線を外さなかった。
視線を堪能してから、私は指を抜いて、乳首を隠した。
「今、感じたのが答えよ」
「…どういう事ですか?」
「恋とか愛じゃないって事」(笑)
「わかりません」
「私の事、嫌い?」
「好きです」
「どうして?」
「理由なんて、」
と言って、彼は私の目を見た。
「お姉さん、」
「なに?」
「…なんとなくだけど、解った気がします」(喜)
「そう」(笑)
「理屈じゃないんだ…」
と言って、彼は真顔で、
「俺、お姉さんの事を口説きたいっす!」
「自信ある?」
「無いけど、頑張ります!」
「じゃあ遊ぼうか?」(嬉)
「はい」(嬉)
と言って、私達は他人目を気にする事なく、会話を楽しみ、ビーチを満喫した。
卒業試験の結果は、ナイショ(笑)
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