夏に遊び仲間と海水浴へ行くと、誰が一番モテるか、競争になる(笑)
勝負はナンパで、逆ナンは禁止。
だから、水着も過激になる。
アンクレットを足首に着けてビーチを歩くと、色んなところに視線を感じる。
真っ黒に日焼けした筋肉質の男の子のグループが、私達を見つけて近寄って来た。
最初の男は、一番ヤレそうな女に声をかけてくる。
「ねぇ、お姉さん達、ボクたちと一緒に遊ばない?」
と声を掛けられたのは仲間(笑)
彼女は、パリピむき出しのオジサンから声を掛けられ、私達は二人と距離を置いた。
「ねえねえ、お姉さん達も一緒に遊ぼうよ」
と言って、仲間の男の子達も近づいてきた。
品定めでもするかのように、彼らは至近距離で、私達を見ていた。
「ごめん、私、後にするわ」
と言って、私は歩きだした。
ビーチには、まだまだオトコがいるし、比較してからじゃないと、遊ぶ相手は決められない。
当然、オトコ達も、声を掛ける相手を選んでる。
午前中、一通りお披露目を済ませて、お店に入る。
「どうだった?」
「私は、イイの見つけたよ」(嬉)
「さっきのパリピ?」(笑)
「違うって!あんなオッサン興味ないって!」(怒)
「お似合いだったのに」(笑)
「で、その人ドコにいるの?」
「そこ、コッチ見てるよ」(嬉)
「誰に声を掛けて来ると思う?」
「ヤメテよ!私が一番最初に見つけたんだから」(怒)
「分かってる、ここの支払いをしてくれたら、私達も応援するよ」(笑)
と、友達ゴッコを楽しんだ。
ちょうど相手も3人で、人数も一緒。
誰が3人の中で一番のイケメンを狩れるか、本当の勝負が始まった。
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