チャット相手から命令されたからと言って、出来ないことは出来ないと断ればいいのに、服従してしまいました。
いくら理性で、止めても、体が止まりません。
むしろ、校舎に入っただけで、ぞくぞくするような興奮を味わっています。
職員室のドアの前では、さすがに足が止まりました。 ここ開けたら、正月だけの遊びでは済まなくなる…理性の警告と、スケベな視線欲しいくせに…と言う欲望で葛藤します。 スマホをチラッと見ると、チャット相手からは、嫌いな男と正月の挨拶できたら、そのまま自分の席に座れよ。と次の指示が書いてあります。そんな…近くの友人の家に行くから車を少し停めたままにします。 という言い訳だけして、さっと帰るつもりでした。 鬼畜な次の指示を読んで、理性が飛んでしまいました。 今から職員室入ります。そう返事を入力すると、職員室のドアを開けました。 自席にいたS先生がこっちを見ます。新年の挨拶をしました。向こうも立ち上がって、挨拶をしましたが、上から下まで舐め回すように見られました。
「近くの友達の家に来たついでに寄りました。友達とお酒を飲むので、車置いていきます。」
頭の中で練習した言い訳を淀みなく喋りながら自分の席に行きました。
S先生は、忙しいのか、「ああ、そうなんですか、僕は午前中だけ事務仕事して、午後は家族サービスです。」と自分の席に戻りながら喋ります。
私は少し離れた自席に座ります。 スマホの画面には、席についたら、上のボタンを外せよ。と指示があります。
S先生と私は席は背中合わせなので、上のボタンを外しても見えませんが手で抑えます。
「ところで、友達の家って言ってましたけど、本当は彼氏の家でしょ。」 今まで他愛の会話だったのに突然核心を突かれます。否定しましたけど、「そんな膝上二十の超ミニを正月から履いてお酒飲む相手は男以外ないでしょう。あみ先生が超ミニ履くなんて、ギャップに正月から興奮しましたよ。」 突然、セクハラトークが始まりました。 本当はミニスカどころでは無いのですが、「プライベートは詮索しないで、ください。それに、セクハラです、その発言、S先生のセクハラ発言にみんな困っています。問題にしますよ」いつもの調子で釘を刺します。いつもならこれで引き下がるのに、「まあ正月くらい良いじゃないですか、あみ先生が首もと開いたシャツに超ミニなんかで来るからですよ」
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