余談ですが、インターネットで調べると、流石に時代の流れに押されたのか、ポルノ映画館は衰退してしまってるようで、私の勤めていた街の映画館も、昔に潰れたのか検索にもあまり出て来ませんでした。
その当時をご存じの方は分かると思いますが、そういう映画館は地方都市にも結構あり、地元のおじさん連中で賑わっていた時代もありました。
路地裏などにひっそりとあるケースが多く、私の地元の隣町にもあり、母親からは「近づくな」とキツく言われたのを覚えています。
初めて寮長に連れられた時は、正直驚きの連続で、不思議な光景でした。
今ではあり得ませんが、その当時はかなり緩かった事もあり、寮長と一緒なら若かろうと通してくれた、少しおかしな時代。
映画館の前には、既にギラギラした目をした怖いおじさんに、化粧の濃い派手な格好のおばさんがいて、立ちんぼという言葉もこの時に覚えました。
中に入ると、階段や喫煙所などには、女装したおじさんが居たりと、今で言うカオスな状態です。
館内は独特のたばこやお酒、ホコリ、トイレ、性的な匂いなど色々混ざり、何とも言えない匂いに包まれています。
私を見る周りの目が非常に刺すように痛かった事を覚えており、特におばさんの無言の威圧は怖かった覚えがあります。
またトイレで女装したおじさんに言い寄られた時は絶叫してしまい、寮長に助けてもらった事は、今では誰にも言えない笑いばなしです。
現在では考えられない事が、昭和では暗黙の了解というか、まかり通っていた時代の話しです
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