『山あり谷あり③』
レジャーシートの上で、ひとり絶頂を迎えて・・・
それから、何分ぐらい興奮の余韻を味わっていたでしょうか。
恥じらいもなく両脚を開いた格好で、
(気持ちいい。。。)
心地よく、そよ風に身を晒していました。
(帰らなきゃ)
脱力感でいっぱいですが、いつまでもこの状態ではいられません。
(来てよかった)
満足していました。
けっきょく思いどおりにはなりませんでしたが・・・
この胸のどきどきは何物にも代えることができません。
からだを起こして、トートバッグからウェットティッシュを取り出しました。
汚れたところを拭います。
そして、パンツをはきました。
そのときです。
『どきっ』
瞬時にして心臓が止まりそうになりました。
明らかに何かの気配を感じたような気がして、慌ててブラを身につけます。
まさかの『上流側』からでした。
焦りながら、
(どきどきどき)
岩陰から様子を窺うと・・・
近づいてくる釣り竿が、目に飛び込んできます。
中学生ぐらいの男の子2人の姿が見えました。
(ひゃあっ)
本当に、『まさか』という思いです。
パニックになりかけながら、スカートをはいていました。
まだ40~50mは、離れていますが・・・
岩場を伝うように、男の子たちが川べりを下ってきています。
(危ない)
(・・危なかった)
幸運でした。
こっちが先に気づいたからよかったようなものの・・・
もし、あと2,3分あのままの状態でいたようなものなら・・・
(完全にみつかるところだった)
チュニックを着ながら、スニーカーに素足を突っ込みます。
なんとか身なりを整えたところで、だいぶん落ち着きを取り戻していました。
(でも、なんで?)
さっきの不良ぶった子たちといい・・・
彼ら中学生といい・・・
(学校は?)
今日は、何かの関係でお休みなのでしょうか。
もういちど、岩陰から彼らの様子を窺います。
(まじめそう)
(学校をサボるような子たちじゃない)
さっきより格段に距離が縮まってきていました。
私と鉢合わせするのも、時間の問題です。
それを見て、
(ああ、うそ・・うそ・・・)
反射的に、からだが動きはじめていました。
(このチャンス)
(・・・逃すものか)
いま、この周囲にいるのは・・・
間違いなく、私とあの子たちだけ・・・
作戦も何もあったものではありません。
でも・・・私は、瞬時に見切っていたのです。
(この子たちなら危なくない)
(すごく真面目そうな男の子たち)
再びチュニックとスカートを脱いで、ブラとパンツの姿になりました。
トートバッグの中から、急いでミニタオルを取り出します。
『コの字』の部分から姿を出して、川の流れに近づきました。
岩場を下ってきている彼らとの距離は、たったの20mほど・・・
私は、ぜんぜん気づいていないふりを装います。
男の子たちが足をとめているのがわかりました。
自分の前方に、いきなり下着姿の女の人が現れたのですから当然です。
(どきどきどき)
心臓が爆発しそうでした。
落ち着いた物腰で、川の水にミニタオルをひたします。
(冷たっ。。。)
その濡らしたタオルで、首すじを拭うふりをしました。
まさか自分を見ている人がいるなんて、夢にも思っていないかのように・・・
(もっと自然体で)
わきの下まで拭きながら、油断しきっている様子を演技します。
そして・・・
(どきどきどき)
おもむろにブラを外してみせました。
胸をまる出しにして、再び『コの字』スペースの中に引っ込みます。
(どきどきどき)
死ぬほど興奮していました。
(ぜったいに)
(・・・覗かれる)
状況的に、まず間違いありません。
あの子たちが、こちら側から近づいてくるとすれば・・・
おそらく、この『青岩』の隙間のところから・・・
一瞬で計算をしていました。
スニーカーを脱ぎながら、レジャーシートの向きを調整します。
パンツ1枚を身につけただけの姿で、仰向けに寝そべりました。
(いやん、いやん)
(おっぱい見られちゃう)
必死に耳を澄ませます。
気配を完全に消して岩場を下ってくるなんて、不可能なはずでした。
そして思ったとおり、
「ざっ・・じゃりっ・・・」
すぐに、その『とき』が近づいてきます。
(あああ、来たっ)
のどを絞められるような緊張感に、胸が苦しくなりました。
確実に、人の気配が迫ってきています。
「じゃりっ」
(どきどきどきどき)
予想どおりでした。
かすかに靴音を発しながら・・・
その『隙間』の向こうから、誰かがこちらを覗いてきています。
(ひっいい)
泣きそうに興奮しました。
たとえ中学生とはいえ、そこにいるのは紛れもない『男』です。
パンツしかつけていない私の肢体が、男の子たちにまる見え状態でした。
自分では、ぜんぜん気づいていないふりを続けます。
ここは、『まったくひとけのない』はずの場所でした。
日光浴を楽しんでいるかのように・・・
(ひいん、恥ずかしい)
あられもなく仰向けに寝そべってみせています。
(恥ずかしいよ)
立ち去っていく気配はありませんでした。
この子たちにすれば、だいぶん年上の私ですが・・・
それでも、まるでモデルみたいな容姿の女が目の前にいるのです。
何食わぬ顔をしながら、
(おっぱい見ないでえ)
覗かれ放題になっている自分に、くらくらするほど興奮していました。
コンプレックスの貧弱な胸もまる出しにしたまま、まったく隠しようがありません。
左右の乳首が、
(ああああ。。。)
完全にぽつんと飛び出してしまっていました。
(だめえ)
本当に、恥ずかしすぎて・・・
寝そべっているのに、めまいがしてきそうです。
彼らに向けてまっすぐに、寝そべった足を伸ばしているような状態でした。
男の子たちには、私の両脚・・おへそ・・胸・・そして顔が・・・
ちょうど一直線上に見えているかたちです。
(ああん、泣きそう)
(顔は見ないで)
普段の私がどんな女かなんて、彼らには知る由もありませんでした。
(ずっと真面目に生きてきたの)
(わたし『職場の華』って言われてきたの)
その私が・・・
あごを引くような感じで、ひょいと頭だけ起こします。
無造作にパンツの股の部分をつまみました。
もともと、全身色白の私です。
日焼け跡がついてしまってないかと気にしているかのように・・・
ふちを『ぐいっ』と横にずらします。
パンツに覆われていたところの肌を露わにしてみせました。
すぐに戻しますが、
(あああん)
今度は反対側のふちをめくるようにして・・・
アンダーヘアをはみ出させたまま、日焼けの線を確かめるふりをします。
(見えちゃう)
思春期の男の子たちの前で、
(どきどきどき)
きわどい部分をチラつかせてみせる私・・・
その背徳的な自身の行為に、心の興奮を抑えられませんでした。
(ひいん、どきどきする)
この子たちは、さっきからずっと音もたてずに私を覗いてくれています。
なんとなく、もうわかっていました。
きっと『ウブ』に違いない、この男の子たち・・・
(この感じなら。。。)
ここまできたら、もう同じことです。
いちど上半身を起こして、背後に流れる川のほうを気にする素振りをしてみせました。
もちろん・・・
今、この沢にいるのは『私ひとり』です。
よもや、すぐそこの隙間から覗かれているなんて考えも及ばない・・・
そんな『不運な女』になりきろうとしていました。
(私は、悪くない)
(見られているなんて、知らないんだから)
思い切って、パンツも脱いでしまいます。
レジャーシートの上で、一糸まとわぬ姿になった私・・・
(ひゃあぁ、だめえ。。。)
どこにも隠れ場のない自分を意識して、顔全体が『かーっ』と熱くなりました。
(見えちゃう・・・)
(あああ、見えちゃってるよう)
そのまま、また仰向けに寝転びます。
(どきどきどき)
彼らの目線の真正面には、ちょうど私の股が・・・
あそこの『割れ目』がまる見えでした。
(私は、見ろなんて言ってない)
(この子たちが、勝手に覗いているだけ)
何の罪もない顔で、
「ぅーんんん、くぅ」
初めて声を漏らしてみせます。
仰向けに寝たまま、思いっきり伸びをしました。
(だめえ)
(恥ずかしいとこ見ないでえ)
そして、
「ふううう」
気持ちよさそうに、だらんと脱力してみせます。
(イヤだよう)
演技していました。
人知れず、こんな格好をしてしまっている・・・
その罪悪感に、どきどきしているかのように・・・
ひとりでにこにこしながらも、どこか恥じらいの表情を浮かべてみせています。
そのまま、両手両足を大きく開きました。
誰もいないのをいいことに・・・
すっぽんぽんのまま、からだを『大』の字にしてみせる『この女』・・・
男の子たちが息をのんでいる顔を想像します。
(ひいいいん)
沢からの爽やかな風を感じながら、心地よさそうに目をつぶりました。
(かわいそう)
(このお姉さんが、かわいそう)
どれぐらい、そのままでいたでしょうか。
2分・・・それとも3分ぐらい?
日常では決して味わうことのできない、羞恥の快感にひたります。
(気持ちいい。。。)
大人の女の真っ裸を、じっくり観察させてあげました。
恥部をまる見えにしたまま、素知らぬ顔でくつろいでみせています。
(ああん、幸せ者。。。)
(まだ中学生のくせに。。。)
いつまでも両脚を閉じることができませんでした。
そのまま、さらに1分・・2分・・・
(あああ、恥ずかしいよう)
やわらかな春の陽射しに照らされたまま・・・
張りつめた緊張感と・・・
すべてをまる出しにしていることの恥じらいと・・・
内心、いまにも泣きそうなほど興奮しています。
(よかったね)
(私がこんなにキレイな女で)
自虐的な気持ちでいっぱいでした。
自分で演じる『この女』に、もっと恥をかかせてやりたくなります。
彼らに向かって、
(だめ、だめだよ)
心の中で語りかけながら、自分自身の感情を煽っていました。
こんなにキレイな女の人だよ・・・
きっと、やさしくていい人に違いないよ・・・
(だから)
(そんなに見ないであげて)
からだを起こします。
颯爽と立ち上がって、スニーカーに足を突っ込みました。
「暑っちい」
傍らに置いていたトートバッグを持って・・・
日陰の場所を求めるように、
(どきどきどき)
彼らのいる『青岩』に、ぴったり寄り添います。
背を向けるかたちで、お茶のペットボトルを取り出しました。
そう・・・
この岩の向こう側、
(いる・・いるよう)
よりにもよって、自分のお尻の真後ろがその『隙間』という場所で・・・
悠然と立ったまま、お茶を口にしてみせます。
(私のいた会社の男たちだって)
(誰一人として目にできなかったお尻だよ)
ほんの1mという近さで、ゆっくり私のお尻を鑑賞させてあげました。
(どきどきどき)
大人になっても、ほとんど垂れていない自慢のヒップライン・・・
痩せていて、贅肉のない『小尻』なおかげです。
でもその反面、もともと左右に開き気味で・・・
こうして普通に立っているだけでも、
(だめえ、見ないで)
お尻の穴のすぼみが見えてしまっているはずでした。
(あああ)
(恥ずかしいよ)
平然とお茶を飲むふりをしながらも、屈辱感に足が震えそうになっています。
すぐ背後の岩の隙間の向こうには、
(あああ、たすけて)
息を殺すようにして並んでいる男の子たちの顔・・・
まさに『自然体』の演技でした。
足もとの地面にトートバッグを置きながら、なにげなく前かがみになります。
真後ろに男の目があるとも知らずに、
(あああああ)
トートの中にペットボトルをしまう『この女』・・・
彼らの眼前で、私のお尻が全開でした。
(いやん、いやん)
肛門までまる見えの恥ずかしさに、意識がふわふわーっとなります。
(見ないでえ)
息もできないぐらいに、
(ああ・・だめ・・・)
自虐的な気持ちが燃え上がりました。
なおもごそごそと、
(これ以上、イヤ)
(もうやめて、やめて)
前かがみのまま、トートの中の探し物をするふりをしてみせます。
(あああ)
(我慢できない)
否応のない衝動に襲われていました。
(ああん)
(・・・このままオナニーしたい)
でも、そんな・・・
中学生の前でなんて・・・
葛藤に悶えかけていたそのときです。
なんともタイミング悪く、
「ざりりっ」
靴底で砂利を踏み鳴らしてしまった音と・・・
「おいっ」
それを咎めるような、うわずった声・・・
(ばかっ)
(なにやってんのよ)
さすがに気づいてみせないわけにはいきませんでした。
とっさに振り返りながら、
「誰っ!?」
焦ったように胸を隠します。
そこからは、まさに秒単位での出来事でした。
仕方なく、
「きゃぁっ」
顔を引きつらせて悲鳴をあげる『この女』と・・・
「やべっ!!」
泡を食ったように、その場から逃げ出す男の子たち・・・
ふたりとも、まるで岩場を駆け飛んでいくような勢いです。
あっという間に、私の前から消え去っていきました。
その場に取り残されて、
(なんだよ)
(・・・なんなんだよう)
ひとりで呆然とするしかない私・・・
(いいところだったのに)
ああん、悔しい・・・
最高のシチュエーションだったのに・・・
服を着て、荷物を片づけます。
1分前までの興奮の余韻と、あっけなさへの落胆とが入り混じって・・・
(ああん、もう!)
(もう、もう、もう!)
無力感を味わっていました。
もういなくなってしまったあの子たちのことを思って、
(なんだよ、きみたち)
こんなにキレイなお姉さんが、せっかく恥をかいてあげてたのに・・・
(どうせなら)
(最後までみつからずにいろよな)
時計を見ながら、どこにも感情の持っていき場がありません。
もう午後2時になろうとしていました。
隠しておいた服を回収して、川べりを下ります。
ぐったりでした。
経験者の方ならわかると思いますが・・・
味わったスリルと引き換えに、その何倍も神経がすり減ってしまっています。
へんな汗で、からだが全身べたべたでした。
でも、もういちど温泉に戻ってからだを流す時間はありません。
本来・・・私とは、なんのゆかりもない土地なのに・・・
まるで故郷との別れを体感するような気分でした。
誰にも言えない思い出がいっぱいつまった、この沢の全景を目に焼きつけます。
細道から雑木林に戻りました。
車へと向かう、センチメンタルな気持ちの私です。
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