友人の家に遊びに行った午後、私はスクーターで帰途についていました。
その友人の家は○○県にあって、片道約3時間の道のりです。
寒々しい日々が続いていた梅雨も明けて、数日前から一気に暑さがやってきたという感じでした。
周りはまだ田舎道・・・
(やっぱり電車にすればよかった)
スクーターを選んだのは、ほんの気まぐれだったのですが・・・
正直、こんなに疲れるとは思っていませんでした。
ヘルメットの中が暑くて、早くも腰が痛くなってきています。
はるか彼方の大きな建物に屋上看板が見えました。
どうやらスーパーマーケットのようです。
主要道路から1本外れて、そちらに向かいました。
休憩がてら飲み物でも買おうと思ったのです。
人も車もいない、田舎道でした。
(あのあたりで左折すればいいか)
そう目星をつけて、とろとろ走っていきます。
道路の左側に、何かの施設のような建物がありました。
門が開いていて、一瞬敷地内が目に入ります。
これから左折しようとしている道に面しているフェンスの内側でした。
生垣のようになっていて、その手入れ作業をしている男の人の姿が見えます。
(あ・・・)
疼きました。
わずか1、2秒で頭が働いているうちに、曲がり角が迫ってきます。
左折前に一時停止して、前後左右を見渡していました。
誰もいません。
人の姿も、車の影さえも・・・
一瞬にして胸の鼓動が破裂しそうに激しくなっていました。
左折します。
そこはさらに細い感じの路地で、数十メートルにわたって街路樹が木陰をつくっていました。
左側は、例の生垣フェンス・・・
「ヴィイーーン」
20メートルぐらい進んだ電柱のあたりで、スクーターを道の左はしに寄せます。
ちょうど、手入れ作業をしている人がいる位置でした。
スカスカの生垣を挟んだ向こうに、男の人がいるのが見えています。
気づかないふりをして・・・
停止すると同時に、スクーターのスタンドを立てました。
慌てた素振りでエンジンを切ります。
(どきどきどきどき)
気持ちが完全に演技モードに入っていました。
1秒でヘルメットを脱いで、シートの上に置きます。
「いやん・・・や・・・や・・・」
左右をきょろきょろ見回しながら・・・
大急ぎの手つきで、
「カチャカチャ」
ジーンズのベルトを外す私・・・
次の瞬間には、ジーンズを『するっ』・・・
中のパンツごと、いっしょにひざ下までおろしていました。
羞恥心よりも、プレッシャーのほうが100倍ぐらいの重圧です。
生垣にお尻を向けたまま、
「しゅわーーっ」
思いっきり放尿していました。
まさか、背後に男の人がいるなんて夢にも思わずに・・・
少しでも人の目を避けようと、電柱とスクーターの陰に身を潜めるようにしながら・・・
トイレを我慢できなくなった憐れな女が、道端でおしっこをしてしまっています。
「しゃーーー」
まる見えでした。
完全にお尻を落としてしゃがんでいるのではなく・・・
すぐに立ち上がれるようにと、重心の低い中腰の姿勢で放尿をしています。
あたかも『見てください』と言わんばかりの格好でした。
無防備にお尻を開き切らせたまま、
「びちゃびちゃびちゃびちゃ」
おしっこが出てくるところを男性の目の前で披露してしまっている『この女』です。
(あああああ)
(見ないでえ)
背後からはまったく気配がしませんでした。
おしっこがとまると同時に、さっと腰をあげます。
ふと・・・という感じで、後ろを振り返るこの女・・・
「ひゃぁっ」
若い男が、生垣越しに『ニヤニヤ』睨んでいました。
パニックになりながら、
「嘘・・・嘘・・・」
慌ててジーンズを引っ張りあげるふりをします。
スクーターに飛び乗っていました。
恨めしそうな半べそ顔を向けてみせてから、急いでヘルメットをかぶります。
(どきどきどきどき)
急発進して、
「ヴィイーーン」
逃げるようにその場から走り去っていました。
(あの目・・・)
(蔑んだような顔・・・)
ああん、ばか・・・
(絶対ガン見したくせに)
(お尻の穴まで目に焼きつけたくせに)
どうせ、オナニーするんでしょ?
私の、あのはしたない格好を思い出しながら・・・
(私もするけどね)
スーパーには立ち寄らずに、もとの主要道路に戻ります。
早く自宅マンションに帰って、したくてしたくてたまらない『私』でした。
(PS)
毎日暑いですね。
皆さん体調管理には気をつけてくださいね。
ではでは。
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