続きです。
アダルト映画館までは5分~10分くらいでしょうか。夕刻とはいえまだ明るく、街は人でごった返しています。すれ違う若者達があきらかに軽蔑の目で嘲笑して、後ろから笑い声と『変態じゃない?』という言葉がかすかに聞こえます。彼は絶妙なタイミングで遠隔リモコンのスイッチを入れるので真っ直ぐ歩くことも出来ません。初夏のような陽気もあって色白の肌が紅潮しているのが自分でも分かります。
着いたよ、と彼の言葉で見上げると予想していたより立派で綺麗な建物。少し安心したのを見透かされたのか彼がスイッチをマックスに入れてきました。ウィンウィンと響く音が、私にはすごく大きく聞こえます。ニヤニヤとしながら私の手を取り入場しました。
ちょっと待ってて、と彼は私を残してトイレに。一人残された私は周りからジロジロと見られていることに気がつきました。年齢は高め、中にはおじいさんもいます。みんな獲物を狙うように下から上をネットリと見てきます。視姦されてる事実に頭がぼーっとなってきた所に、リモコンスイッチが入ります。あぁ、思わず声を漏らして立っていられなくなり近くの椅子に腰掛けました。
トイレの方を見ると彼が隙間からニヤニヤと見ています。すると少し汚い感じの男性が私のそばに来て『ねぇちゃん、いい足してんな、露出狂か(笑)』と声をかけてきました。お酒と風呂に入ってない匂いが混じったなんとも言えない匂いに少し吐き気を催しましたが、違います、、、と本心とは真逆の返答をしてしまいました
。それをきっかけに男性達が少しずつ近づいてきました。恐怖心のなか、彼がまたスイッチを入れます。あぅ、どうしても声が漏れてしまい、ねぇちゃん、どうした調子悪いんか?とニヤニヤと聞いてきます。あきらかに男性達は分かっているようです。。。
続きます。
※元投稿はこちら >>