昨夜の顔にマスクを被った私は、道路に出ると、いつもとは違った感覚になる自分に気付きました。
もし、顔見知りの人に、こんな姿を見られたとしても、それが私だとは、誰も気が付かないはず……
普段、私と言葉を交わす人が、たくさん暮らしている身近な場所。
そんな人が、真っ裸で歩いている私を、見るかもしれない……でも、私の正体はわからない……そう思ったら私、頭の中が真っ白になってしまいました。
私、歩きました。
いつもより、大胆に…
でも、不安、やっぱり怖い…
歩いていると、前から2つの人影が……
思わず私、電柱の陰に……
走って逃げる?でも、追いかけられたら……
電柱の上には街灯が…、私の裸体を照らしてるの…
身体が激しく震え出した。
どうしよう……もうだめ……
人影が、私に気づいて立ち止まった。
何かを確かめるみたいに、ゆっくりゆっくり近づいてくる。
もう、どうすることも……
私、覚悟を決めた。
私の前に、犬を連れた男女が……
『…どうしたの?…そんな格好で……何かあったの?』
女の人が声を掛けてきた。
私、何も言えなくて、首を横に振るのが精一杯です。
男の人は、無言のまま、私の裸体を見ている……
もしかして…この人たち…隣の自治会のご夫婦?……間違いない…地域の行事で何回か話しをしたこともある……
たしかに、◯◯さんのご夫婦……
私、見られてる…私の知ってる人に…乳房も乳首も恥毛まで……こんな恥ずかしい姿を…
身体が熱くなってくる…
「…大丈夫ですから…自分でしていることですから……」
『………』
私の言葉にご夫婦は、びっくりしたのか、呆れたのか、なんとも言えない表情をしながら、私から離れていったの。
ご夫婦の何かを哀れむような眼差しを感じて、私は、自分の性癖に、ますます興奮を覚えたの。
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