(続きです)
「ともよもやってみなさい」
先生はマイクをおいて、私に直接言いにきました。
「お前がされたことをよく思い出しなさい。あの筆が最初にお前の躰のどこに触れたか、筆がどんな動きをしたか、自分の手で確認してみなさい」
(はい・・。筆は・・・乳首を上下に・・ハァ・・ン)
私は震えを覚えました。
そして、オブジェを取り囲んだ女性たちの間を夢遊病者のように割って入り、筆を取り、透明の液を筆に塗り手繰り始めたのです。
周りの女たちの蔑むような視線を感じました。
(続きます)
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