(続きです)
「会場はこの前と同じだよ。○階の○○ルームだ。独りで先に会場に行き、間仕切り向こうの椅子の上の花束を移動しておいてくれ。」
椅子の上の花束を移動する・・
その言葉にあの日の光景が鮮明にフラッシュバックしました。
先生が花束を移動した後に出現した椅子・・
あの椅子
私は、股間の縄の食い込みに火照りながら、会場に独り向かいました。
廊下ですれ違うベルボーイに意識してしまいます。
(縄で縛られた厭らしい躰がバレないかしら…)
(この間のオブジェとしての私を実は見ているのではないか…)
すれ違いざまにベルボーイの顔を見ましたが、そんな様子は感じないのでホッとしました。
エレベーターの中でも途中階から人が乗ってきてドキドキしました。
息が荒くなります。
股間の縄のクイコミが、躾けを受けていることを痛感させます。
私は、ただでさえ歩きにくいのに、股を擦り合わせながら歩きました。
太股の内側でも縄の感触を積極的に感じにいきました。縄がビショビショに濡れていることがわかりました。
「あぁ・・ぁ」
声が洩れます。
会場は既に準備が完了しているのか、ホテルの人も誰もいませんでした。
会場の一角には、既にドリンク類とスイーツが用意されていたので、この前の立食形式とは幾らか違うのかな? という印象でした。
私は、あの移動式間仕切りをすぐに目にし、向こう側に行きました。
椅子のありかを目でおった次の瞬間、私は凄まじい光景を目にしたのです。
(続きます)
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