携帯を握りしめ廊下に出た私は何人かの男性社員とすれ違いながら、一番奥の部屋を目指しましたこと。その部屋は多目的スペースで隣は薄いパーテーションで仕切られた経理部の人達が数名いるはずでした。もちろん経理部も残業、明かりが点いていました。
でもその時の私はそこしか考えられませんでした。
そっとドアを開け明かりを点け、その多目的スペースルームに入りました。部屋には何もありませんでした。椅子と机が普段幾つかあるのですが、その時は役員会議か何かの為に使われていた為、ただそこは数十畳分くらいのスペースがあるだけ。しかも誰もが出入り自由のスペースなのでドアに鍵もありません。
そこで私は一瞬ためらいましたが、もう一度廊下に顔を出して辺りを見回し、人が来る気配が無いのを確認してから、部屋のなるべく奥に行き(部屋のどこに行っても隠れる物がないので意味は無いのですが…)胸の激しい鼓動を感じながら決心して服を脱ぎ始めてました。
その時考えてた事は何故か“結婚”の事でした。そうです、もしバレたら即会社を辞めて結婚すればいい。。そんな訳のわからない事を考えたりしていました。
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