人前でおしっこもらしちゃいそう…そんなスリルが、頭を刺激します。
夜は寒く、風は冷たく、我慢してる私の下半身をいじめます。
ワンピがめくれるのを手で押さえます。お尻を押さえると前がめくれ、前を押さえると後ろがめくれ、信号待ちの間も、通り過ぎる車の人たちにパンツを見られ続けます。
尿意は限界。つんとつつかれたら、破裂しそう。このまま漏らすことに決めていました。漏らすなら、恥ずかしい場所で、後悔する場所で。
信号をわたり、目的の大きな通りに出ました。深夜でも交通量があり、いろんな施設の明かりと街頭でけっこう明るいです。そこには、歩道橋があります。歩道橋は、片側に階段が二つあって、踊り場で合流してってタイプです。
階段を上ります。踊り場に来ます。前後が階段のため、視界を遮る柵はありません。実際には横の柵作や歩道橋自体、街路樹なんかで視覚はできていましたが、そのときの私には、変態をさらし者にするためのステージに思えました。
階段を吹き上げてくる風が、容赦なくワンピをめくりあげます。ひどいときには、おへそくらいまでめくれあがります。
④へ。
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