2021/05/04 08:15:00
(kBOvQ3Ci)
続きます。
こういう方法は大抵の場合、途中人混みの中に入ってしまったり、商業施設とか自宅に入ってしまったりで9割方失敗に終わりますが、物陰に隠れてじっと獲物を待つよりも、遥かに効率はいいと考えてました。
実際、地元では何度も何度も実践してました。
あの、見知らぬ人に下半身を見せたときの興奮は、何にも勝ります。
このときも、ラッキーにも、人けのない方向に歩いており、このまま真っ直ぐ向かうと仮定し、先回りして、高速道路をくぐる道路脇の空き地に駐車して彼女を待ちました。他の人かげは見えません。
既に追走しながら車中で下半身裸になっており、そのままそっと車から降りて、車の陰に隠れました。
露わになったお尻や半勃起した性器に直接風があたり、興奮をさらに煽ります。
ドキドキしながら、Yシャツネクタイ、下は裸、靴下のみの変態姿で待つこと3分、ついに彼女の姿が見えました。
他の人がいないかもう一度確認して、ゆっくり車の前に出て歩きました。彼女との距離20m。
こちらの様子がおかしいことに気づき、はっと立ち止まり私の姿をはっきり見ました。
既にこちらは変態姿のまま立ち止まり、足を少し広げて右手でシコシコしてます。(見られてる!見られてる!ああ、もっと見て~)
彼女は私を無視するように、そのままの方向に足早に去って行きました。
その後が問題でした。
私は、今見られた興奮に浸りながら、その場で(!)そのままオナニーに没頭し最高の快感に耽りながら果てました。
賢者タイムに襲われながら服を着て、さて、帰ろうと車のエンジンをかけようとした時、パトカー2台がこの空き地に入って来て、私の車(社有車)の前と後ろに止まりました。
中から5~6人(動転していて覚えてない)の警察官が降り、私に近づいてきました。
警「何されてます?」
私「し、仕事中、ちょっとここで休もうと…。」
警「ふ~ん‥いつからいます?」
私「い、今来たばかりですけど…何か?」
警「いやね。この先の短大から連絡ありましてね、変な男がいるってね、通報があったものですからね。白いセダンだってね…」
と、言いながら私の会社の白いセダン車をジロリ…
私「そ、そうですか…今来たばかりなんで、よくわからないですけど…」
このあと、警官に囲まれながら、知らぬ存ぜぬの一点張り。途中会社から社用で電話が来たり、まさか警官に囲まれてるなんて言えないし、相当慌てましたしビビリました。
そして20m先の道路の方には、さっきの子が警官一人とこちらを見てる。確かにあの人だと思います…みたいな会話をしているように見える。
膝はガクガク震え、とうとうやってしまったか?これから連行されて取り調べか?
会社、家族に連絡か?なんて無謀だったんだ!
すぐ近くに短大があるなんて…
しかし…
自分で言うのもなんですが、これだけ疑わしいのに、結局、この現場15分程の尋問だけで免許証見せて終わり。開放されました。
白いセダン、私の服装、地面に飛び散ったばかりの大量の精液、拭き取ったティッシュ、車中の露出系の雑誌、などなど…
調べれば明らかに怪しいのに。
まだ足を震わせながら、後悔と安堵が入り混じり複雑な思いで、その場をあとにしました。
もう絶対こんなことしない!!
この日の帰りの車中、そう固く誓ってから15年。
やはり露出狂は治らず、相変わらず、イヤ、さらに刺激を求めて過激なことを繰り返しています。
防犯カメラの普及で、見せ露出は、今はしていません。
今の話は過去の時代の、今は信じられないけど、本当の話です。