2017/05/10 18:30:06
(0k3KqKEL)
続きです。
自分は、某海外アーティストが好きで、ある時、SNSを通じて、同じアーティスト好きのイベントに行った際、数人と意気投合し、定期的に会うようになりました。見られたのは、このメンバーです。
自分以外唯一の、もうすぐ30歳の♂、三十路少し前位の♀、自分と同い年、23歳のフリーターの♀、そしてとある私立の女子大生。最初の頃は、あと二人程いましたが、ある時から、主にこの5人だけになりました。
それは、自分の家にみんなが集まったある日に発生しました。
うちに来たのは数回目でした。基本的に用心深い自分は、勿論、いつもはipadは隠して、決して見られないようにしてました。が、この日は寝坊し慌てて出かけた事もあり、すっかり存在を忘れていました。
外でみんなと落ち合い、なんだかんだして、一緒に我が家に来て、しばし軽く飲みながら話し込み、元々酒に弱い自分は、いつしか寝入ってしまいました。それが最大のうっかりでした。
ふと、ヒソヒソ声や笑い声が聞こえてきました。
(スゴい、スゴい!笑)
(スゴいというか、スゴ過ぎでしょ)
(直視できないよ~笑)
(いや、ガンガン見てるじゃん笑)
(これなんて、ほら、縛ってるし、嘘でしょ!嘘でしょ!)
(てかさ、何枚あるのよ、これ!)
ヒソヒソと話してますが、ものすごく盛り上がっていて、プップップッとか、クックックックッ、とか、笑いを堪えてるけど堪えきれない、という感じで。
最初は、寝ぼけていて、なんかうるさいな、と思いつつも眠いので目をつぶったまま無視してましたが、あまりに長く、また余りに声を押し殺しつつ、声にならないという感じでみんなが笑っているので、フッと目を開けて見ると、ipadを四人で囲って、食い入るように画面に顔を近づけて笑っていました。
一瞬、サーッと血の気がひきました。何故か、すぐわかりました。見ているのは、ヤ暖ーニュースなんかではなく、僕の自撮り写真だと。
僕が起きて、自分たちの方を黙って見ている視線に最初に気づいたのは、フリーターの♀でした。
目が合った瞬間、少し無言で見つめ合った後、咳を切ったように、
「プップップッ、アッハッハッハ~!」
と大爆笑。
一斉に他のみんなも僕を見て、大爆笑。凄まじい大爆笑。
すみません、長いですね。
もう少し続きます。修羅場ですね、何というか。
興味ある方は、また読んでください。