2020/01/24 15:27:26
(tXrG8OPM)
続きの続きです。
すみません、結局長くなりそうです。
お茶タイムで、緊張が結構落ち着いた時、
「そろそろ始めようかね」
と、一人のおばさまが。
ついに来た。
このおばさまが、リーダー的な仕切り屋なのか、お茶を片付けたり、テーブルを部屋の端に皆で運ぶ。
流れで僕もテーブルを移動させようとすると、
「僕さんは、大丈夫。ゲストだから。もし皆の前で脱ぐのは嫌だったら、隣の物置き部屋で用意します?」
あ、じゃあ…とか言って、隣の物置きというか、六畳位のやはり畳の部屋に。
雑談時間により、中途半端に打ち解けた(?)分、逆に今からこの人達に、裸体をさらすと思ったら、気恥ずかしくなって、三割勃ち位してしまう。
全裸になり思った。何かタオル的なものがない。ガウンとまでは言わないが、せめて一応タオル位は巻いて向こうに行った方が、と思うが、何もない。
考えていたら、三割勃ちも普通状態になってきた。
ゆっくりとふすまを開ける。
全員が僕に視線を向けたのがわかった。半円を描くように8人。椅子に座って、紙を立て掛ける台(?)みたいな、なんか本格的な感じの人が多くて、少しビックリした。一番お年の人と、もう一人だけは、座布団に座って、描くようだ。
どうぞ~、とか言われるが、なんか拍手とかする人いるし。
通常モードの息子をガッツリ両手で隠しながら入る。ふすまを閉める為、一度後ろ向きになったが、ケツを晒していると思うと、これまた恥ずかしい。緊張で妙に震えていたからか、寒い?と聞かれたから、大丈夫ですと答えた。
じゃ、始めましょうか、宜しくお願いします、的な事を言った仕切りのおばさまだが、あ、ポーズはどうしようかね、と他のメンバーを見渡した。
(決まってなかったのか!)
「みんな、リクエストある?」とか、
「座りよりは立っててもらった方がいいよね?」とか、
話し出した。股間を手で隠したままで、そのやり取りを見ているしかできない僕。
仕切り屋のおばさま、
「じゃあもう、とりあえず僕さん、真っ直ぐ立ってもらって、両手を腰につけてみてくれる?」と。
ついにご開帳だ。
バクバクだ。仁王立ちになり、意を決して、股間から両手を外す。誰かが、オオッと洩らした。
「はい、みんな、一点だけを凝視しない!ポーズを考えて!」
一斉に笑いが起きる。
チラッと目を向けると、若手の二人も笑っていた。
一人のおばさまが、両腕が腰だとウルトラマンみたいと言って、結局左手だけ腰に、右手は下にダランと下ろす事に。顔は、少しだけ上げ気味となった。
僕が疲れるかもと、20分描いて、一度、10分位休憩入れるとの事。
なつみちゃんのおばさまと目が合った。が、すぐに視線がスッと股間に下がるのがわかった。
(なつみちゃんからヌードがいいなんて聞いて、本当はキモい男とか思ってるんだろうな…)
と一瞬よぎった。
始まった途端、ガリガリ、とかシャッシャッと、全員、一気に無言になり、ペンの音だけになった。
(みんな真面目だな。このまま勃起しないままいくかも…)
しかしだった。
何分か経った時、チラリと再度なつみちゃんのおばさまと目が合った時に、いきなり興奮してしまった。
若いコでもない、どちらかと言えば親に近い年齢位のおばさんに見られてる事が、変に興奮してきた。
(アッ…!)
と、竿が、グッ、グッ、と膨張していく。自分の意識関係なく、一気に。視線に入ったおばさまが、前ぶれなくそそり勃っていくソレを、口を半開きにして見ていた。
咄嗟に手で隠そうと思ったが一瞬で思いとどまった。見られたいから来たんだと。キモいと思われてもいい。開き直れ、と思った。
先程まで聞こえていたペンの走る音が、確実に消えていた。皆が皆、描く事をやめていた。
「どうしようね~。変な感じになっちゃったねっ(苦笑)」
と、仕切りのおばさまが沈黙を破る。
皆が薄笑い。
「す、すみません(汗)、なんかすみません(汗)」
「あ、大丈夫よ、うん、大丈夫。ねっ?」
「おばさんばっかりなのに、そんなんになるのね~(笑)」
との発言で、またまた皆さん、一斉に笑い。
「アタシ、中心から描き始めてるから、それだと絵が変わっちゃうわね」
と、また一人が発言して、一際大きい笑い。若手二人のうちの一人は、笑いを必死に堪えてる様子。
「僕さん、どうする?一旦休憩する?」
「時間置いたら、大丈夫?」
と質問された。
「でも、再開して、また途中で形が変わったら、どうする?」
そっかー、みたいな感じで、笑うおばさま方。
「どう?僕さん」
改めて聞かれた。
心臓はバクバクしたまま、僕は答えた。
「デッサンとしてまずいならアレですが…もし大丈夫なら、このままキープしましょうか、ね……」
「いや、どうなの、それ笑」
「その形で描くのは、流石にまずくない?」
との発言もあったし、
「逆に途中で小さくなって、上向いたのが下向かれても、また変わるわね」
と、凄い事を発言したのは、意外にもなつみちゃんのおばさま。
で、結局のところ、勃起した状態で描くか、小さい状態で描くかは、それぞれに任すから、形状が途中で変化した場合は、イメージで完成させようと、強引な結論に。
「別に、おちんちんを描くわけじゃなく、全体のデッサンだから、そこを忘れないで!」
と、真っ当な発言も。
(そんなはっきり、おちんちんて…)
で、デッサン再開。
フル勃起の竿が、たまに意図せずピクピクっと動いてしまった。さっき堪え笑いしていた、若い二人の一人が、
(プププッ、クックックックッ)
と吹き出した。もう描けない様子。若い隣のもう一人が、やはり笑いを堪えながら、耳元で何かを囁いていて、それに何度か頷くような仕草を見せているが、完全にツボに入ったようで、涙すら流していた。
「待って!垂れるよ!」
と、急におばさまのデカイ声。
我慢汁が、糸を引いて伸びたのだ。
「畳に落ちる!」
と、慌ててBOXティッシュを渡され、僕は後ろ向きになってすみません、とぬぐった。
その後、一度の休憩を挟んだが、合計で約40~50分位のデッサン時間、二回我慢汁をぬぐいながら終了した。
多少、半勃起位になった時間もあったが、ほとんどは8~10割の勃起を持続していた。
終わってから服を来て戻る僕に、お疲れ様、お茶にしましょうとなり、飲みながらそれぞれの絵について、感想会みたいな感じに。
真面目に、表情がどうだとか、腕の筋肉が迫力あるとか、たいした事を言ってるわけでもないが、誰もなかなか、チンの事は触れない。それぞれのデッサンを見ると、上手い人もいたが、大概微妙。で、チンはというと。皆さん、しっかり勃起した形で描いてくれていた。ちゃんと、剥けてる部分も描いていた人も。
笑いが堪えきれず、途中で描けなくなっていた若手の1人のデッサンを品評する順になり、見ると思ったより全然描けていた。竿も、結構ちゃんと見てたんか、という位、かなりリアルな感じに。
「うまいね~」
と仕切りのおばさま。
「はい、なんとか(笑)」
「途中、ペン止まってたのにね」
「まあ…旦那のより立派で、ビックリしまして(笑)」
とユーモアっぽく笑う彼女に、もう1人の若手が、
「違うじゃん!〇〇さん。黒い黒い、すんごい黒いって言って、筆止まってたんじゃないよっ!」
皆で爆笑。僕も、苦笑いを合わせました。
謝礼的なものはないけど、と最後に渡されたのは、お金ではなく、しっかりした煎餅のギフトでした。
※すみません、 もう経験できるかわからない体験だったので、忘れないよう、なるべく正確に思いだしながら書いていたら、結局長くなってしまいました。
たけ棒さん、失礼しました。
ガンガンさん、なんか有り難うございます