エレベーター内で女性にわいせつな行為をしたなどとして、強制わいせつ致傷罪などに問われた、大分市神崎、無職横山裕被告(38)の判決公判が十七日、大分地裁であり、久我泰博裁判長は懲役三年六月(求刑・懲役五年)を言い渡した。
久我裁判長は「犯行はエレベーター内などで行うなど計画的。犯行態様は悪質で何ら落ち度のない被害者は多大な精神的苦痛を受けた。同種余罪も認められ、常習性は顕著」と述べた。
判決によると、横山被告は昨年六月から七月にかけ、大分市内のマンションのエレベーター内などで五人の女性に対して、口を手でふさぎ、体を触るなどのわいせつ行為をした。そのうち、二人に足の打撲などのけがを負わせた。