Rは公然わいせつという立派な刑法犯ですからね(軽犯罪法違反で済めばセーフですが)。
チカンや盗撮行為は各地方自治体の条例違反なので刑法犯ではないのですが、これらは悪質かつ常習性があるということで刑法の公然わいせつ罪や不法侵入罪などよりも刑罰が重く設定されるなどやはり前科になる事は変わりありません。
また、チカンは一歩進めば強制わいせつという刑法犯の中でも重犯罪です。
とにかく、どれも「前科」なのです。
警察OBは要するに警察の中で「顔が効く」わけです。
大抵はそれなりの階級・役職だった人ですから、警察に顔を出せば当時の部下がいっぱいいるわけです。
次に定年を迎えるような「部下」は、当然ながら自分が退職した後の行き先を確保しないとなりませんから、このようなOBがいる警備会社や興信所とは親密にしておきたいっていうのが人情だということはあなたにも容易に想像できるでしょう。
そしてその人達は今現在それなりの階級・役職に就いているわけですから、担当者に「○○の経歴洗って」と命令すれば入手できてしまうわけです。
(●端末ってのを操作すれば前歴照会は簡単にできます)
5年で前科が消えるというのは言葉のマジックと言いましょうか・・・
5年の間に再び罰金刑以上の罪を犯さなければ刑の言渡しが無効になるのであって決して記録から犯罪歴が消えるというものではありません。
5年以内に再び罪を犯せば前科1犯とされますが、5年を過ぎていれば前科1犯とはされないだけ・・・と思えば良い程度だと認識すべきです。
犯罪歴が警察の記録から消滅するのは本人死亡か満年齢80才を超えた時点だと言われています。