露出だけでなく、ロリコン、SM、あるいは強姦を望むのも性癖なので、認めれば全部犯罪になりうるし、合意が無い以上(場合によっては合意があったとしても)、我慢するのが人としての正しい道なのは良く解ってます。
問題なのは性癖の欲望が自制心を超えてしまう一種のオーバフローを、精神医学的に治療するという姿勢が、警察にも裁判所にも、あるいは刑務所や施設にも少ないことではないかなと思うわけです。
特に警察での取調べでは、(誰かの書き込みでもあったように)嘲笑される雰囲気だし、社会的制裁という建前でマスコミに漏らされるし、マスコミは報道の自由しか訴えない雰囲気はあるし、施設や刑務所では、ひたすら反省を促す。ここには自制心を抑えられなかった人への軽蔑と嘲笑しか感じられないんですよ。
精神医学会の大勢の意見では、性癖は「トラウマ」が原因とされていて、トラウマである以上、治療を施す必要があるわけではないかと思います。
14歳未満であれば治療的な処方もされるのかもしれませんが、通常は自己責任ということで、(性犯罪に関わらず)反省だけを強いられるので、僕が言いたかったのは、犯罪を犯す前に、あるいは初犯のうちに、治療するという観点で対処を行おうとする場所がなさすぎるのでは?あるいには認識はなさすぎるのでは?と思うことです。