犯歴登録は永久保存です。これは、警察署に保管されるのではなく
各道府県警察本部の鑑識課に保管されます。もちろん電算登録も
されますが、電算登録の場合は本人死亡の際に抹消されます。
この、犯歴の記録は検察庁にも残ります。
ただ、この犯歴は一般人に漏らしたら一発で懲戒免職になるし、
メモなどにとって机等に置きっぱなしにして一般人の目に触れて
しまったりしても処分される、といった扱いのものですので、
何らかの事件の捜査対象者や、重要参考人にでもならない限り
世間にはでませんのでまず安心して構わないです。
戸籍で犯歴が判るというのは事実です。とはいってもずっと前
の事で、今は戸籍にはそのような記載はされません。
昔の戸籍には、犯罪者のみならず精神異常者、破産者、禁治産者等
が○の中に文字を入れた記号で表記されていました。
しかし、現在は人権擁護の観点から表記しないようになったので
これについても安心しても良いです。
ただ、止める事ができないのは、その事件を知っている第三者からの
流出でしょうね。それが、悪意の第三者でないことを願うばかりです。