高校生の時に家族で温泉旅行に行った時の話です。
当時、私は思春期をむかえ女性的にも成長期に入り、周りよりも早い発育の良さで学校では男子に胸をチラ見をされ、女子には肌が白くて色気があるとは言われましたが本当に微妙な気持ちでした。
なので、普段は勉強ばかりで家に閉じこもっていたので両親が見かねて旅行に連れ出してくれたのですが、私にとってはいい迷惑と思ってました。
早く旅館についてやる事もなく、お風呂は好きだったので夕飯の前に1回温泉に行こうと思いましたが、母にも裸を見せるのが恥ずかしい年頃だったので一緒に入る気にはなれず、両親が散歩をすると言うので別行動でコソコソと準備をして入る事にしましたが、これが失敗の一つだったと思います。
あまり人がいるのは苦手ですし、同性にも肌を見せる事に抵抗がありましたので人が多くいたらやめようと思ってましたが、脱衣所に行くと早いせいかほぼ入っている様子がなかったのでラッキーと思い入ることにしました。
私の続いての失敗は混浴時間の設定やかけ湯やタオル禁止の偏った温泉の知識しかなかった事です。
また、私は眼鏡がないと数十センチ先の顔も認識できない程に視力が悪いのですが、さすがにお風呂では曇って役に立たない為に、眼鏡を外すしかありません。
せっかく出てきた女性からすれ違い様に「ここワニが多いから、気を付けてね。」
と忠告されたのに、私はこの時に言われている内容が理解できず、置き物の話なのか聞き間違っただけなのか分かりませんでした…。
その中、女性の言葉も深く考えずに浴場に入ると少し手狭な洗い場と湯船がありましたが、奥に扉があり、そこを抜けると結構広いスペースで気分が上がりました。
女性しかいないと思い込んでいたので、そこが混浴スペースと知らずに結構長い間入っていて、気が付いたのは上がった時に他の女性から声をかけられたからでした。
女性の話では10人くらい周りに居たので異様な雰囲気で近寄れなかったとのこと…。
もう2度と行きません。。。