紅白が終わるか終わらないかというタイミングで近所の神社まで初詣に行ってきました。
めちゃ寒いのはわかっていたけど、夜中に出歩いても不審がられないことに気付き、真っ暗だからプチ女装もどきでも目立たないだろうと、思い立ったのが22時頃。
ワクワクして着替えてお外に出ました。
上はアウトドア用の首周りが暖かいアウターにダウン、下は白のタイトスカート、レッグウォーマーを着けました。
ウィッグとマスク、ニットの帽子を被れば出来上がり。
ちょっとガタイのいい女くらいで、闇夜に紛れてお参りできるでしょ。
えっ、露出じゃないって?
タイトスカートの下はNPです。
ブラは乳を仕込んでEカップです。
神社まで約2.5km
レッグウォーマーは自転車用の太腿まである厚手の物。足首付近はチャックになっていて冬の露出用としては最適。こんなのを探してたんですよ。
ネットで見つけて今日届いたばかり。
だから出かける気にもなったというわけ。
ところが、盤石なはずのレッグウォーマーがずり落ちてくる。
えー、完璧そうだったのに、歩くため用にはできてないってこと?
自転車なら常時膝が曲がってるからこれでもいいのか、私の太腿が細いのか。
内側に滑り止めみたいな帯は付いているけど、どんどんずり落ちてしまう。
神社までゆるゆるでいいやと思ったけど、スカートより下まで落ちるとめっちゃ寒い。
両手でスカートを託し上げて、ストッキングを直しているようにしか見えない。
これじゃ、男を誘っている変態女になっちゃうじゃん。
数十メートル進む度に立ち止まってスカートを託し上げる。
厚手の手袋をしてきたので、うまく掴めない。
ライトを持ったままやるので。光があちこちに飛び散って、頭おかしい女という構図。
しばらく繰り返していると右脚は何とか100メートルくらいは手放しでも落ちないように上げられるようになった。左脚は全くダメなので、スカートの生地ごとレッグウォーマーの上端を掴んで歩くことにした。
本当は直ぐに帰ろうかと思ったが、これで何とか神社まで行けそうなので敢行することに。
神社の手前でしばらく両手を離せるようにスカートを思いっきり託し上げてレッグウォーマーを脚の付け根まで持ち上げて歩き出した。
ぎょっ、四、五メートル先にライトも持っていない親父が一人でこっちに歩いて来ていた。
思いっきり見られた。
おそらくあっちは新年早々、ラッキーと思ったか、げんなりしたか。
神社では篝火が焚かれ、氏子らしき団体が酒やらウーロン茶で乾杯していた。
その横をレッグウォーマーがずり落ちないようにソロ~っと通り抜け、参拝。
本殿の中では何やら揃いの法被のような装束の親父達十数人と神主さんがお祓いしてるっぽい。
年男か?
社務所ではお守りを買う人達で人だかり。
空いていたら可愛い巫女さんにでも愛想を振りまこうと思っていたがそれどころではない。
そこも早々に退散して帰路に。
2人くらいすれ違ったが往路で見られたような失敗はしないで済んだ。
でも、近所まで戻ってきた時に団地から出てきた若い男達
酔っているのか。
遠目だと女っぽいはずなので、絡まれたら面倒そう。
振り返らずに早足に。
車に乗って何処かに出かけたようなので一安心。
すると今度は大きな話し声
外国語?
東南アジアっぽい男性2人がスマホで大声でわめいている。
24時間営業のコインランドリー
道路の反対側に渡ってやり過ごす。
やべぇ、襲われちゃうかと思った。
男でも関係なしに掘られちゃうかも。
そうこうするうち、ほっとしたら尿意を催してきた。
もうすぐ自宅。まだ、お家の中は電気が付いているお家がチラホラ。
まさにご近所だから、ことの最中にドアが開いたら万事休すでしょ。
ところが一度催した尿意は増すばかり。
とうとう我慢できず、あと一区画というところでしゃがみ込んで座りション。
あゝ、女みたい。
何となく不思議な体験もできたが、レッグウォーマーは完全ダメ出し。
やっぱりガーターベルトみたいなやつで留めないとダメなんだろうね。
無事帰れて良かった。
皆さんにとって良い一年になりますように。
おやすみなさい。