自宅にお風呂があるのに、去年までは市内で唯一の銭湯に週に2回のペースで通っていました。
多くの方が利用されるスーパー銭湯ではなく、住宅街にある小さなお風呂屋さんです。
スーパー銭湯はお湯がぬるくて気持ちが悪く、だだっ広い洗い場には人が多くて騒々しいのに対し、昔ながらの銭湯はこじんまりしていて、利用客も少なく静かで、たっぷりのお湯を湛えた浴槽、白いタイル貼りの洗い場、板張りの脱衣場に心身ともに癒されます。
お店が小さいので洗い場も狭く、ただでさえ数の少ないカランの半分にしかシャワーが備わっていないなど使い勝手の悪さはありましたが、浴槽のお湯の温度が熱からずぬるからずのまさに適温でした。
お店に入ると番台があって、私が利用する夕方の時間帯はいつも年輩のご主人が座っていました。
番台の経験がなかった私は、通い始めた当初こそ恥ずかしくて緊張しましたが、それでもすぐに慣れました。
脱衣場は手狭なうえにロッカーが壁面に設置されているので隠れる場所もなく、ご主人の目の前で裸になったり、お風呂上りのカラダをバスタオルで拭ったりするような感じでした…
私以外はほとんどがお年寄りのお客さんで、そんなことを気にされている様子の方はいませんでしたね(笑)。
自宅から徒歩10分で通える距離にあって、入浴料も350円と安く重宝しましたが、残念なことに去年廃業。
今回は、この行きつけのお風呂屋さんでのちょっとエッチで間の抜けた失敗談を披露したいと思います。