こんにちは、恭子と申します。現在、神奈川に住んでいますが・・・最近の私は、昔からの友人に譲ってもらったスクーターによく乗っています。都内のある場所にどうしても行きたくなって、そのスクーターを走らせていました。かつて私が住んでいた町を目指します。時刻はまだ夜明け前・・・12月の冷たい風に、まさに身を切るような寒さでした。都内の幹線道路に入ってからも、マイペースで走り続けます。周りは車がびゅんびゅん飛ばしていました。おりからの強い風にあおられて、運転しながらふわふわした感じになります。私は必要以上にスピードを出しませんでした。事故なんてまっぴらごめんです。だんだんと目的地が近づいてきていました。途中で左折して、住宅街の中をぬっていきます。見覚えのある町並みになってきていました。時間が時間だけに、歩いている人もほとんど見かけません。町全体がまだ眠っている感じです。以前に住んでいたマンションが見えてきました。懐かしい気持ちと感傷的な気持ちを入り混じらせながら・・・そのまま前を通過して目的地を目指します。昔は、何度となくそこへ自転車で行ったものでした。あんなに遠いと思っていたのに、スクーターだとわりとあっという間です。やがて住宅街の中に現れた緑地帯・・・停車してエンジンを切りました。両手で押しながら、隣接した公園の中に入っていきます。駐輪場にとめました。(寒い!)でも、目の前の風景が懐かしくてなりません。ヘルメットとグローブを取りますが、からだが凍えきってしまっていました。指先が完全にかじかんでしまっています。公園はまったくの無人・・・とりあえず道路沿いの自販機に行きました。温かいコーンスープでも買おうと思ったのですが、あいにく売り切れになっています。コーヒーもホットは売り切れになっていました。温かいもので販売中なのは、缶のおしるこしかありません。仕方なくそれを買って口にします。温もりを得ることはできましたが、甘さが強烈でした。多少後悔しながらも、スクーターのもとに戻ります。アウターの上下を脱いで、中に着こんでいたジャージの姿になります。脱いだ服は、メットインスペースに突っ込みました。高校時代には陸上部で長距離を走っていた私です。だからだとは言いませんが、この歳になっても贅肉のないすらっとした体型には自信がありました。いまでも、ジョギングは趣味のひとつとして続けています。川沿いの遊歩道まで歩いていきました。この冷え切ったからだでいきなり走りだしたら怪我をするのは目に見えています。入念に準備運動をしました。それから、ゆっくりと走りはじめます。街路灯が一定間隔で遊歩道を照らしていました。真っ暗だった空も、かすかに白みはじめてきています。ウォーミングアップでした。からだをあたためるために、適度なペースで走ります。誰にも会いませんでした。しばらく行ってから橋を渡って、今度は川の反対側を走って戻ります。再びもとの公園が近づいてきてスピードをゆるめました。自分のスクーターのところまで歩いていきます。軽く息があがっていました。それなりに、からだもあたたまってきています。(これならだいじょうぶ)ジャージを上下とも脱ぎました。もうぎゅうぎゅうでしたが、それもメットインスペースに押し込みます。インナーのパンツが見えそうなぐらいに、極端に丈の短いランニングパンツ・・・サイドが切れ上がっていて裾がぶかっとしているレース用のランパンでした。上はユニフォームに近いスタイルのノースリーブ・・・中にはスポーツブラをつけています。テレビのマラソン中継で見かけるような選手の格好に近い、完全に『競技者』の服装でした。冷気が全身を包みますが、からだはあたたまっているので大丈夫です。ゴムで髪をひっつめました。
...省略されました。
めずらしいところに投稿してると思ったら、そうでしたか。でも回復して良かったです。また年末年始に興奮しちゃえる体験が出来るといいですね!こちらも楽しみに報告待っています。
なぜ走る前におしるこ?体をあっためるためなら他にもホットなお茶とか色々あったろーに。このストーリーを書くためのおしるこだったのかな?読み手からしたら走る前のおしるこなら信憑性のわきやすいイメージになるからね。他にもツッコミどころあるけどストーリーの完成度は低いですね。
嘔吐と下痢が同時にって完全に食中毒の症状でしょ。潜伏期間は1~2日だから原因はおしるこじゃないよ。それより恭子さんってそんなに自分が綺麗って自負してるくらいなら一回くらい顔写メ見せてよ。