こないだ、仕事の帰りが遅くなった時のこと。
自動車通勤なんですが、暗くなった県道に不思議と車の通りもほとんどなく、
ついムラムラっと、脇の歩道を全裸で歩いてみたくなりました。
脇道にそれて空き地に車を止め、傘を持って外に出ました。
相変わらず通りの少ない県道を横切って反対側へ。
手頃な場所を探し、ある民家の影で、
服を脱いでTバックビキニ1枚になりました。
服はまとめて手に持ち、傘を開いて外に出ます。
街灯が妙に明るく感じます。
県道と2本の脇道が三角形をなす道路。
長い方の脇道を、県道に向かって歩いていきます。
耳を澄ましても、車の音はしません。
このまま県道脇の歩道を通って、もう1本の脇道から元の場所に戻る、
ほんのプチ露出のつもりでした。
ところが、県道に出たところで、向こうから車が。
とりあえず脇道に戻ってやり過ごします。
何度かそれを繰り返して、何度目かに県道に向かって歩いていたところ。
県道の歩道を、向こうからおじさんが歩いてくるのが見えました。
距離も遠くなく、完全に見えてるので、
こちらも見えてるはずです。
ここで慌てて引き返したりしたほうが目につくと思い、
歩みを止めず、そちらに歩いていきました。
傘で少し顔を隠しながら。
ホントは県道で折れ曲がる予定でしたが、それはおじさんの進行方向なので、
露出を中止して県道の向こうの空き地に戻ることにしました。
おじさんが通り過ぎた位置で、県道にさしかかりました。
おじさん、こっちを見ています。
Tバックのお尻を見られています。
恥ずかしー。
県道にはちょうど車も通ってなく、
止まらずに渡りました。
そのとき。
「うおっ!変態や!」
いや、反応遅っ!とか思いながら、
急に怖くなって走りだしました。
「変態がおる!」
二言目に発されたその言葉が、
なんだか仲間に話しかけてるようにも聞こえ、
生きた心地もせず、全力で走りました。
途中、脇道に隠れることも考えましたが、
時間を食うより早く逃げること、と思い、
一直線に空き地へ。
ここで焦る僕。
電子ロックの解除より早くドアノブを引いてしまい、
最解除に時間を取られ、
ドアを閉めればドアポケットに入れてた携帯を落とし、
回収に時間を取られ、
エンジンをかけてバック!と思えばギアをNの所で止めてふかしてしまい、
それでまた時間を取られ。
後ろから追ってきてたらどうしようという思いに、
必要以上に焦ってしまいました。
なんとか発進し、途中で車を止めて服を着て、
無事に帰宅できました。
さて、ここで教訓だなあと思ったことです。
落とした携帯を拾ったときに、電池カバーが外れていて、
それを拾おうとして余計に焦りました。
フタなんかどうでも、と思うかも知れませんが、
フタに自分も入ったプリクラを貼っていたので・・・。
というのは過去持ってた物で、今のには貼ってなかったんですが、
その時はそんなこと思い出す余裕もなく、
反射的に拾っていました。
ケータイの電池カバーは何かの拍子に落ちやすいです。
くれぐれも、プリクラとか貼らないようにしましょう。
余計なお世話かも知れませんが、自分は今後、
しっかり意識しておこうと思いました。
長文失礼いたしました。