今まで何度も衝動的に露出してきたけど、もうやめたい。
毎回そう思いながらも今日もやってしまった。
あちこちをグルグルと歩き周り、適当な女の人を見つけてはチンポを晒す。
ある店の女性店員達は、俺が店を出た後、店内から笑いながら僕の様子を見ていた。
何を言い合っているのかが分かってしまうその表情とリアクションを避けるように僕は人混みの中へ逃げる。
またある街角で会った女性は、驚いた表情で僕を見ては顔を背けつつもチラチラと下半身から目が離せないようだった。
そうして街を徘徊しながら最後は、ガラス越しに建物の中にいる女性に見せつけながらフィニッシュ。最高の快感が得られる瞬間だ。
これはどんなオナニーやセックスであっても到底かなうモノではなく、もっともっと欲してしまう。
けれどもその反面、いつも深い罪悪感や後悔の念に襲われる。
意志薄弱な僕は衝動的な欲望を抑える事が出来ず、挙げ句の果てにはそれらの感情のギャップに性的な興奮すら覚えてしまっている。
まだ痛い目を見ていない今だからこそもうやめたい。
そう思っていても、やめられないかも知れない。
けれども理性の本心としてはやめたいのです。
こんな風に思う僕に対して、他人の憶測や意見は全く無意味だろうし、望んでもいない。
ただこれからの僕自身、もう露出行動はやらないと決意する意味で書いてみた。