高校時代の同級生に露出したい。今でも卒アルの写真でお世話になっているオ
ナペットに、初恋の相手……彼女たちに見せることができたら最高だろう。欲望
は日々強まっていたがそれが満たされることがないのは分かっていた。もう高
校を卒業して一年になるし、自分は故郷を遠く離れたところまで来てしまって
いたからだ。高校時代には気づかなかった我が露出趣味。高校生の頃に気づい
ていたらどうしていただろう……うちの高校では女子のいるところでも平気で男
子が着替えていたから、偶然を装ってトランクスの隙間から見せるということ
もできたかもしれない。路上で普通に露出することに飽きていた自分の頭は神
格化さえされていた同級生への露出願望に支配されてた。
その願望を疑似的に、間接的に満たす方法を思いついたのはPCをいじってい
た時だった。mixiでうまくやればいけるかもしれない。mixiで同級生を探し出
し、mixi上で携帯で撮った俺のちんこ画像を見せる。不可能ではない。そう思
い立った俺は早速露出用アカウントを作成した。mixiにログインし、同級生た
ちを探す……いた。予想通りだった。早速俺のちんこ画像を見せた。ちんこ画像
のURLへ誘導、プロフィール画像をちんこに変える、知り合いを装って油断
させてみせるなどなど、本当にあの手この手といった感じで見せた。相手の反
応も分からない
露出だったが、俺は満足だった。しかし、限界が訪れた。アクセス拒否に、運
営からの勧告、警戒心の向上。アカウントを作りなおしたりしてこちらも対抗
したが、まあ駄目だ。興奮の度合いも低くなっていたため、俺はmixi露出を
きっぱり諦めた。
数か月後、知り合いが携帯を家に忘れたらしく、携帯を貸せと言ってき
た。俺は何も考えることなく貸した。友人はメールをしたいと言い、ごちゃご
ちゃ俺の携帯をいじっていた。なんか関係ないところまでいじっている気が……
そう思った時には遅かった……あ? と言った友人の手にある俺の携帯の画面に
以前、写メで取った俺のちんこが映し出されていた。