わたしは以前からリモコンバイブに興味があったので、それをついに買いました。 さっそく試してみると予想以上の激しい刺激にびっくりしました。
それを使って家で遊んだりしてたのですが、それだけでは物足りなくなり、思い切ってバイブを装着したまま外出してみました。それだけでも興奮して、周りの人に気付かれないかとドキドキしました。そして誰もいないところでこっそりスイッチを入れてみました。外でやると一層刺激が強く感じてイっちゃいそうになりました。
それ以来、会社の帰りとかに時々バイブをつけて、人には言えない秘密行為を楽しんでいたのですが、それがついに最悪なことに…。去年の5月に会社の先輩や同期の人たちと仕事帰りに飲みに行った日のことです。新入社員のわたしを含めて男女7人で楽しく盛り上がっていました。男の先輩の1人がやたらとわたしに話しかけてきて肩とか触りにくるので、嫌だったけどみんなのムードを壊したくなかったので、楽しんでるフリをしていました。
その後、二次会のカラオケに移ることになりましたが、わたしは電車の時間もあるので参加せずに帰るつもりでいて、トイレに行ったついでに「あっ、そうだ」とバッグに忍ばせていたバイブを装着しました。
そのまま店を出て、みんなにあいさつをして帰ろうとしましたが、さっきの先輩がしつこく「カラオケ行こうよ~」と誘ってきましたが、わたしは「電車なんで」と断って立ち去ろうとしました。ちょうどその時、メールが来たので上着のポケットから携帯を出そうとした拍子に、一緒に入れてたリモコンが地面に落ちてしまい、慌てて拾おうとしたら先輩に先に拾われてしまいました!!
先輩は「何これ」とリモコンをまじまじと見つめ、わたしが焦って「返してください」と言ったのを見て、察知したらしくスイッチON! わたしは「キャッ」と言って前を押さえてしまいました。それを見て先輩は大喜び。すぐにOFFにしてくれましたがリモコンは返してくれません。
先輩はみんなに「俺、やっぱりカラオケ行かずに帰る」と告げて、さっさと立ち去りました。わたしはみんなの前でそれ以上取り乱すわけにはいかず、別れのあいさつをして1人で駅の方角へ向かいました。すると300メートルほど歩いたところで突然バイブが動き出しました。びっくりして思わずしゃがみこんでしまい、周りの人の視線を感じながらなんとか立ちあがって周囲を見回すと、さっきの先輩が後ろからニヤニヤ笑いながら歩いてきます。 そしてわたしの前に来てスイッチをOFFにすると「○○ちゃん、こんなの趣味だったんだ。変態だね」と言われ、わたしは顔から火が出るほど恥ずかしくて「お願いだから返してください」と半泣きで頼みました。すると「返す前にちょっとタバコ買ってきてくんない」と言われ、仕方なくコンビニへ。自業自得とはいえまさかリモコンを奪われるなんて…。
レジに並んでわたしの順番が来るとON。足をくねくねさせて必死に耐えるわたしを店員さんや後ろの客が不審な目で見てたに違いありません。先輩は本当に楽しそうに見ている。最低な人です。なんとかタバコを買ってきて先輩に渡すと「お礼」と言ってまたON。「いい加減にして」と怒っても先輩は笑うばかりでリモコンを返してくれません。 こうなったら一刻も早くバイブを外すしかありません。OFFになった隙に駅のトイレに逃げ込もうとしましたが、そうはさせじとONにされます。
先輩は「そのまま電車に乗って。降りたら返してあげる」と言いました。信用できないと思いながらも他にどうしようもなく電車に乗りました。先輩も少し離れて同じ車両に乗ってきました。電車はすごく混んでいました。走りだして少し経つと案の定バイブがONにされました。逃げ場のない密室しかも大勢の人に囲まれた状態でのバイブ攻撃はまさに拷問でした。すごく恥ずかしいのに体は感じてしまってどうしても声が出てしまうし、足を動かさずにはいられませんでした。チラッと目を開けると周りはみんなわたしを見てます。自分でもはっきりわかるくらい顔が真っ赤になっていて、恥ずかしさで死にそうでした。でもバイブは容赦なくわたしを責め続ける。イっちゃいそうになり、なりふりかまわず前を押さえてしまいました。こんなに大勢の人の前でイクなんて絶対にイヤだ!と必死でした。先輩は一向にOFFにしてくれません。周りはほとんど男性ばかりで視線がたまらなく屈辱でした。たぶん何人かはわたしがバイブをつけてることに気付いたと思います。
とうとう堪えきれずイってしまいました。愛液が足を伝って流れるのがわかり、絶望的な気持ちになりました。
電車を降りた途端に悔しさと恥ずかしさで涙が溢れてきました。先輩は白々しくも「大丈夫?」と言って、まるで彼氏のようにわたしを守るような素振りで改札の外へ連れていきました。そして人のいないところへ来ると「どうだった?」と聞いてきました。わたしは泣きながら「すごく恥ずかしかった」と言うのが精一杯でした。すると「でも気持ちよかったろ?」と言われました。
「ひどすぎる」と文句を言うと、先輩は「元はといえば君がこんなのをつけてたからだろ? そりゃしょうがないよ。自分が悪いんだから」と言われ、何も言い返せませんでした。
「リモコン返してほしい?」と言われ、わたしが「お願いだから返してください」と言うと「しょうがないなあ、じゃあ下着と交換で返してあげる」と言われました。わたしは「冗談じゃない」と断りましたが「じゃあリモコンは俺がもらう」と言ってまたONにされました。わたしはまた前を押さえて「もうイヤ、許して」と泣いてお願いしました。先輩はリモコンをチラチラさせながら「どうする?」とイタズラっぽく言いました。
わたしは仕方なく取引に応じることにしました。OFFにしてもらって「あっち向いてて」と言いましたが先輩は応じず「早くしないとまたONにするよ」と脅してきます。やむなく先輩の見てる前で下着を脱ぎ、一緒にバイブも抜きました。ようやくバイブの恐怖から解放されました。
先輩はわたしから下着を受けとると、そのままスカートの中へ手を入れようとしてきました。わたしは必死で振りほどき「これ以上やると大声だします」と言って睨むと、あっさり諦めてわたしの愛液で濡れたパンティに軽くキスして、リモコンをこっちへ放り投げてから白々しくも「気を付けて帰りなよ」と言って立ち去っていきました。
ようやく悪夢から解放されましたが、力が抜けてしばらくその場から動けませんでした。
家に帰ってから改めて悔しさと恥ずかしさが込み上げてきて泣きました。
ちょっとした好奇心からあんな恥ずかしい目にあうなんて…。
忌まわしいリモコンバイブはその後すぐに捨てました。
次の日はショックで会社を休みましたが、その次の日に会社へ行くと、その先輩は何事もなかったかのように笑顔でみんなと話をしていて、わたしにも平然と話しかけてきました。わたしはとても目を合わせることができませんでした。気の弱いわたしは怒りよりも恐怖と恥ずかしさで、先輩と一緒にいることが耐えられませんでした。結局その仕事は辞めました。仕事上どうしてもその先輩と口をきかなくてはいけないし、あんな最低な人と二人っきりの秘密を共有するなんて絶対にイヤでした。
誰にも言えなかったんですが、二人だけの秘密というのがイヤでここに書かせてもらいました。すいません。