教材のセールスであるアパートを訪ね表札を見ると母子家庭とわかった。チャイムを鳴らすと髪を二つに結んだC1の綾乃ちゃんが出てくる(個人宅名簿があるのであらかじめ情報はわかる)。「お母さんは?」と聞くと夜遅いという。一人っ子だとわかっているので話は早い。「お兄ちゃん教材のセールスなんだけど、ここの校区がどの教科書使ってるのか調べてるんだけど」というと綾乃ちゃんは何の疑いもなく、自分の部屋まで見に行った。「ちょっと虫入るから閉めるよ」と言ってドアを閉めた。ここまでは予定通り。しかしここから先がいつも震えてできない。このときも何もできずに玄関を出ようとしたが、その時何かがはじけた。手が鍵に伸びた。「綾乃ちゃん!お兄ちゃんちょっと見てもらいたいものがあるんだ」と言ったが綾乃ちゃんはぽか~んとした表情。「ゴメン!何もしないからちょっと見て欲しい」とジッパーを下ろしPを取り出す。しかし緊張してだらんとしたまま。かまわずシコシコ開始すると綾乃ちゃんは固まったように口に両手をあてたままその場から動かない。綾乃ちゃんの視線を浴びながらようやくB。あとはどれくらいの時間だったか床に白濁液がポタポタと落ちた。その時は気持ちいいとか思うよりついにやっちまったという感じだった。「このことは絶対に秘密だよ」と言い急いで車に戻った。次の日から隣町に拠点を移した。それでもエスカレートすると怖いので会社を辞めました。10年も前の話です。