俺は人気者で有名人でした。街を歩けば女子中高生から罵声を浴びせられ、身に覚えのない男子高生などからも声をかけられたり缶を投げ付けられたり。しかも彼らは時と場所を選びません。俺がどこにいようが構わず声をかけてきます。田舎だったのでスーパーは1つしか無く、買い物中の俺にも『変態!』と声をかけてきて生活するのも大変でした。友達が遊びにきた時も俺があまりに有名過ぎたため迷惑をかけそれ以来疎遠になりました。
これも今になってみれば過去の話ですが、この時失ったものはあまりにも大きすぎた。有名人なんかには なるもんではない。