小6時にRしたA美ちゃんとY子ちゃんが、私と同じ中学の剣道部員にな
ってから二ヶ月くらいした頃の下校時のことです。
自転車で消防署脇の下り坂に差しかかったとき、前方に例の二人が並んで
自転車をこいでいるのが見えました。
ふと私に気づいたA美ちゃんは振り向きざまバランスをくずし、ハデに転
倒したのです。
バガーン!!すごい音を立てて、彼女の教科書が散らばりました。それを
見た私は、泣きながらひざをさすっているA美ちゃんの横で、散らばった教
科書をY子ちゃんといっしょに拾い始めました。
拾っているうちに、「ああ。そういやあ、この娘たちにオレ嫌われてるん
だっけなぁ・・・。」と思い出し、拾った教科書をA美ちゃんに渡し終える
と何も言わずにそそくさとその場を去りました。
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その日を境に、彼女たちと急速に仲良くなりました。「憎さ余って可愛さ
100倍」とでも申しましょうか。一応、私に対する誤解(?)が解けたよ
うで、ごく自然に会話したり稽古するまでになりました。
こうなると私も、「剣道部も悪くねぇな・・・」と思い直し、その後一年
あまり続けることになったのでした・・・。
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・・・と、ここまでは良かったのですが、問題はこのアト。
前々から女子剣道部の更衣室が気になって仕方なかった私は、みんなが帰
ったのを見計らって、ある日ついに侵入してしまいました。
興奮に胸震わせながら部屋を物色していると、当時憧れだった女子部主将
のU先輩のロッカーに目が留まりました。
震える手でロッカーを開けると、セーラー服が出てきました。
「あれ?U先輩、帰ってなかったんだ・・・。」と思ったのもつかの間。
気がつくとズボンを脱ぎ捨てて、U先輩のセーラー服をBしたチ○ポにぶ
らさげて部室内をねり歩く、イカレた変態がそこにいました。
半ばトランス状態でうっとりしていた、そのとき!ガチャッと背後のノブ
が回り、誰かが入ってきたのです!
「やべっ!」と言って思わず振り向くと、Bチ○ポからハラリとセーラー
服が落ち、下半身丸出しでU先輩と対じしておりました。
先輩は私のチ○ポと、ゆかに落ちた自分のセーラー服とを交互に見てポカ
ーンと口を開けて立っていましたが、はっと我にかえるとすごい形相で、
「ばかっ!!」と言っていきなり私にビンタを食らわせました。
もんどりうって倒れた私が鼻に手をやると、鼻血がじわーっとにじんでい
ました。同時に涙も出てきました。
「うっ・・・うう・・・」
涙目でU先輩を見上げると、「拭きなよ・・・。」と少しやさしい顔にな
ってハンカチを差し出してくれました。
鼻を押さえながら、下半身丸出しのまま正座し、こうなったいきさつをU
先輩に話しはじめました。
「そうだったんだ・・・。よく話してくれたね。でも、もうよしなよ。
今日はたまたま入ってきたのが私だったからよかったけど、他の人に見つか
ったら、あんたもう学校にいらんないよ・・・。」とこんこんとさとしてく
れました。
その間中、チ○ポをU先輩にさらしたままでしたが、ショックと反省の気
持ちで、とてもBするどころではありませんでした。
私同様、ムスコもしゅーんと沈んでおりました。
「さ。もうズボンはいて帰りな。私、着替えるからね。」
「あのお・・・。U先輩、このことはA美ちゃんたちには・・・。」
「大丈夫。絶対言わないから・・・。早く帰り。」
・・・そう言って後ろを向いたU先輩の道着姿が、この日はやけに目にしみ
ました・・・。
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U先輩は約束を守ってくれました。他の誰にも口外せず、私が後日改めて
「先輩、この前はほんとにごめんなさい・・・。」と謝っても、
「え?何かあったっけ?」とさらっと流してくれたのでした。
・・・それからほどなくして、私は剣道部を去りました。三年生だったU先
輩たちが夏の県大会を最後に部を去っても、なんとなく居づらくなったから
でした・・・。
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追伸 振り返るとけっこう楽しかった剣道部でしたが、心残りが二つあり
ました。
一つは、もう一人Rした陸上部のS子ちゃんに結局卒業まで心を開いても
らえなかったこと。
もう一つは、次の質問をU先輩にできなかったことですね・・・。
「あ、U先輩。そのセーラー服って、こないだボクのチン・・・」
・・・って、聞けねぇ、聞けねぇ。