数年前にもカキコしましたが以前三か月だけ住んでいた町(田舎)で俺は超がつく程の有名人だった。女子中高生で俺の事を知らない奴は居ない位の勢いだった。彼女らは俺を発見しただけで悲鳴をあげたり罵声を浴びせたり缶を投げつけたりしてくれるコもいた しかも時と場所を選ばない、俺も生活していくうえで近くに一軒しかないスーパーに行っていたがそこでも人気者の俺は手荒い祝福をされていた。この頃になるともはや普通の生活は無理だった。望みもしない男子からも注目されはじめ家もバレていたので元気一杯の彼らは俺のもう一つの趣味のバイクから部品を取ったり倒したり最後には壊してもくれたっけ。ポストの中が砂で埋まっていた事もあったなぁ。俺の為だと思われる回覧板やら看板やらもこの頃から増えた気がする。昔からの友達が遊びに来た時には俺があまりにも有名になりすぎていて住む世界が違うと思ったのか向うから離れていったなぁ。知らない主婦達がウチの様子を見にきている事も珍しくなかった。近くの公園では子供達の姿は一切見なくなった 俺は小さいコには興味は無いのだがここまで有名人になると世間はそうは見てくれないらしい…。有名になりすぎた俺は三か月弱でこの町を離れ…いや、追い出され新たな場所で新しい生活をおくりました。色々と思い出深いこの町に数年振りに立ち寄ってブラブラと歩いてみたがあまり変わっていなくて嬉しかったなぁ ただ、有名人が戻ってきたのに何の祝福も無かったあたりが時がたったのを感じました。