夫の海外赴任先で離婚することになって、一足先に娘と帰国した。
すでに夫に先立たれている友人の家にお世話にぬることになった。
すでに亡き両親から家を引き継ぎ、部屋は余ってるから遠慮なくと言われ、持つべきものは友だと思った。
偶然にも私達は子供が同級生だ。
小さい頃には面識もあるが、小6ともなれば照れもあり気安くは話せないだろう。
二人とも最低限の会話に留まっているようだったが、友人の息子さんが我が強いタイプではないから、娘も居心地は悪くないようだった。
主人の帰国に正式に届けなんかを出す予定で、それまでずるずると滞在することになった。
4ヶ月くらいはいたように思う。
友人は役職の肩書きを持ちバリバリのキャリアウーマンだった。
その間家事なんかも引き受けていたから、このままずっと滞在してほしいなんて冗談で言われていた。
おかげで気持ちよく滞在することができたが、本当に気持ちよく滞在していたのは、私と友人の息子のふたりだけの永遠の秘密だった。
最初見た時、制服を着てたから、あらっ?と思った。
中学生だったかと勘違いしたが、私立の小学校に通っていたのだ。
そのせいもあり、本当に中学生に見えなくもない。
それに何よりもう大人なんだと感じたのは、性処理の残骸がゴミ箱に満載だったことだ。
最初は片付けていいものか悩みながら片付けた。
そしたら何の音沙汰もなしだから、それからもずっと定期的に続けた。
私は息子を育てたことがないから本当に驚いた。
いったい一日に何回してるんだろう?
友人にも聞くわけにもいかないし、私は一人悶々としだした。
まるで触発されるように自慰の回数が増えていた。
まだ、子供なのよ…
自らを戒めながらも、息子がしてる姿を想像してしまう。
二人が帰宅する夕方にあたふたと服を着る生活が日課になっていた。
年頃の若い子供が二人一緒に暮らしてたらって心配はしてなかった。
彼がベッドのマットレスの下に隠しているヌードグラビアなんかの雑誌を見て、意外と年上好きな傾向を発見したからだ。
(見つけたのは掃除をしていて偶然)
ちょうど世は熟女ブームだった。
週刊誌の中吊り広告を電車の中で見たり、コンビニで雑誌の表紙を見たりでそれくらいは同姓でも知っていた。
テレビでよく観る女優がヘアヌードを次々に出していた時代だ。
私は友人の息子は密かに誰のファンかあたりをつけていたが、どれも熟女なのが私の本能に火をつけていた。
いつも帰りは息子の方が早い。
娘は勉強の補足に塾通いをしていた。
それもあって、私は透け透けのブラウスを着たり、屈めは胸の谷間が見えるワンピースを着たり、露骨に女を主張しだした。
そのスリルに自分で興奮して満足できればよかった。そのために始めたのだが、思いの外息子の食い付きがよかった。
一生懸命チラチラ見てるのが丸わかりで、こちらとしてもやりがいが出てくるのだ。
そのための服や下着まで買いに行くほど楽しむようになっていた。
それを肴に深夜に自慰に耽る背徳といったらなかった。
夫に抱かれて一度もエクスタシーを感じたことすらないのに、際限なくいけた。
もしかしたら、今この瞬間彼もしてるかと思うと我を忘れて悶えたものだ。
そうなってくるともうおしまい。
私は本気で彼を欲しくなっていた。
黒のシースルーのブラウスを着て鏡の前に立った。
ゆったりしたサイズだから布のたるみはあるが、乳首は透けていた。
見せブラじゃあきたらなくなってついにはもろ出しに。
それくらい欲情していた。
一瞬ギョッと目を見張りながらも何度も確認せずにいられないところがかわいい。
下も下着を着けずにピタリ目のスパッツを履いていた。
同姓の友人や胸にはこのあざとい行為は死んでも見せられない。
私はこの息子の全てを奪うために手段は選ばないってほどメスと化していた。