私は音大卒業後、独身の間は、法人の音楽教室に勤めていて、結婚を機会に音楽教室を退職し、独立して個人のピアノ教室を始めました。もうあれから20年が経ちます。
当時のことです。もう時効だと思いますのでぶっちゃけますけど、数少ない男子生徒だったT君とのこと。当時、まだかわいい中学生でした。
T君が可愛いすぎて、私はギュ!ってハグしたくなる衝動を抑えて、いつもピアノのレッスンをしていました。
T君は、前の音楽教室の時から私がピアノを教えてて、私の独立と一緒に私の教室に移ってきてくれました。T君は他の女子生徒と比べても、ズバ抜けて上達が早く、運指のテクニックや曲想の表現力も中学生としては、高いレベルのスキルがあり、私も一目置いていました。
小学生の生徒たちからは、「私もT君みたいに早く弾けるようになりたいな」って、憧れの的になってて、発表会では周りの父兄から、ほめていただいたり、とにかくT君は自慢の生徒の一人でした。
私は、T君には他の生徒よりも、特に強い期待感と思い入れがあって、ハイレベルな課題を渡したりレッスンにもかなりの熱が入ってたのですが、中学生は塾もあり、友達とも遊びたくって忙しい年頃なので、おうちでの個人練習が、なかなかはかどらないのが彼の課題でした。
もっと練習すれば、かなりの曲が完成するのに…
まだ若かった私は、何とかT君が自宅でも頑張れるよう、色仕掛けの作戦に出ました。
私は、気付いてました。レッスン中、T君の視線が私の胸元やスカートの中に刺さってたのを。年頃の男子だったので仕方ありません。
私の作戦は、T君に新しい課題の楽譜を渡した時に、次のレッスンまでに目標のところまでちゃんと仕上げてきたら、T君にエッチなご褒美をあげるっていう約束でした。