毎年10月に、地元の氏神様の祭礼があり、会社帰りに寄って参拝しています。
田舎の小さな神明社で露店は出ないし、本殿に氏子の方々がみえるくらいで、
行き交う参拝者も、せいぜい5人から10人くらいの、ささやかなお祭りです。
昨秋も夜7時過ぎに参拝し、帰りに参道を歩いていた時、
前から、いとこが歩いてくるのに気付きました。
同じ町内に住んでいて齢は47、8、20代で離婚して出戻り、再婚せず、
ずっと実家の商売を手伝っています。接客があるので、きちんと化粧し、
スカ-ト、ストッキングを履いて、年の割には美人の方だと思います。。
社会人の息子さんがいますが、互いに顔を見てもわからなく接点はありません。
いとことも、法事など冠婚葬祭以外は、年に2,3回、
お裾分けをやり取りするくらいで、互いの近況まで詳しく知りません。
いとこは、おそらく60過ぎの男性と歩いていて、妙にプライベ-ト感がしたので、
まともに顔が会わない様に、参道の並木沿いを歩き、互いに通り過ぎました。
男性はジャケットを羽織って、ひと昔前の東映の映画に出ていた様な、初見でも、
なかなか見てくれの良い方でしたが、今まで一度も見たことはありませんでした。
ちょっと気になったので、木陰に身を隠し、様子を見ていましたが、
ふたりは参拝後、駐車場で真っ白なクラウンに乗り込みました。
男性はタバコを一本吸ってから、運転席に、いとこを抱き寄せてキスしました。
自分は覗きの趣味は全くないし、こんなつもりも全くありませんでしたが、
結構、長い間、ディ-プキスをしていました。
唇が離れると、そのまま、いとこの頭は運転席の下に沈んで見えなくなりました。
いとこがフェラチオを始めたこと、すぐにわかりました。
15分くらい経ったか、いとこが起き上がって、姿が助手席に見て取れました。
ふたりは車から降りて、男性はワイシャツをズボンに入れベルトを締め直し、
いとこは男性に手を振って、歩いて帰って行きました。
クラウンに乗り、あれくらい見た目が良い男性なら、まず既婚者と思われます。
不倫、愛人、もしかして再婚、そんなことを考えながら帰りました。
今年の正月もスル-でしたので、そろそろ、何か用事を見つけて、
顔を見に行こうと思っています。