目撃と言うか、遭遇なのかもしれない。
俺はド田舎に住んでいて、普段は車で通勤なのだが、その日は忘年会があり電車で通勤した。
忘年会や会社の飲み会は得意ではないので、1次会で酒を少し飲んだだけで二次会には参加しないでさっさと切り上げて電車に乗った。
俺の住んでる最寄り駅は無人駅だ。
最終では無いものの、ほぼ最終のようなダイヤだ。
降りる客もどうやら俺と若そうな女性の2人らしかった。
駅を出ると若そうな女性が声を掛けてきた。
「ちょっと見て欲しい物があるんですけど、いいですか?」
なんだろう?と思いながらも
「はい、いいですよ」と答えた。
すると「こっちへ」と女性に手を引かれて、駅舎のトイレに誘われた。
トイレの個室に入らされ
「こ、これ・・・」と女性はロングスカートを自分で捲りあげた。
濃い紺色のパンツの中に何かはいってる。
微かな機械音もしている。
"まさか!?"
パンツの中で男性器の様に出っ張り、少し動いている。
(バイブだ)と思った。
女性は俺の手をとり、そのパンツの出っ張りへ誘い
「こ、これ、お願いします」
動かせと言うことか。
忽ち
女性はビクビクしてしゃがみ込んだ。
はぁはぁと女性は息を切らしながら
「ありがとうございました」と服を整え、息を整え、出ていった。
あ、そういえばやらせてはくれなかったな。
ちょっと寂しい気持ちになって帰宅した。