ある時期、友人の誘いで地下アイドルを見に行ってハマった。
メディアに出てくるのと違ってあわよくば感のある距離感につい釣られてしまって、好みの同い年の子を目当てにちょくちょく通っていた。
チェキを撮ればボディタッチも珍しくなく、ハグしたり腕を組んだり。しかも相手はニコニコで楽しそうに。
最初は緊張したけど、慣れてくると気軽に話せるし体が触れると股間が反応するようにもなった。勃ちバレは案の定すぐだったが一瞬股間に視線を送ってニヤニヤするだけで拒否反応などもなく、より沼る原因となった。
毎日のようにsnsで反応をもらい、現場では顔を合わせて話し体に触れる。そんなのが続くと10代の頃のような性欲になって日に数回名前を呼びながら1人でするようにもなった。
そんな日々に充実すら感じていたある日、全然関係ない場所で推しと遭遇。しかも向こうから気づいて声をかけてきた。ここで何してんの!?なんて遭遇時のありきたりな会話をしていると、ついに聞かれた。「いつも勃起したの当ててくるよね」と。いつものニコニコにエロさを感じて理性を失いかけた。そして白状した。ドン引きされて嫌われるかもしれない、この事がきっかけで出禁になるかもしれない、そんなリスクを1ミリも考えずに、毎日オナネタにしていることやチェキ撮影中にイケたらいいなと変な理想を抱えていることなどなどを。
すると推しは少しスマホを弄ってから俺を誘った。場所は大きめな商業施設だった。
移動で多少正気を取り戻してからは、さっきのを弱味として色々貢がされるのだろうとか考えていたが、彼女は店を無視して障害者用トイレに俺を連れ込んだ。
中に入ってすぐキスしそうなほど顔を近づけて、「毎日するほど好きなら今目の前でしてよ」と挑発してきた。まさかの許可に心臓がバクバク。でもこんな展開ありえないからこそ逃すわけにもいかず、本当にいいのか確認しながらも下だけ脱いだ。
無自覚だったが無地の下着にはシミができていた。こんなに濡れたことはなく、推しも期待で目をキラキラさせているようだった。
そしていざ下着を下ろそうとすると、彼女の手が伸びてくる。片手で下着のシミの部分を摘み、もう片方は下着のゴム部分を掴み、俺と目を合わせながら代わりに脱がせてきた。
露出したモノは空気に触れて化学反応を起こしたとでも思わせるように通常からビンビンへと急成長。先端はヌルヌルテカテカしていてほぼ密着の距離にいた彼女の服に一瞬擦れた。それを見た彼女は右口角に舌ペロをした。チェキ撮影でよくやる俺の大好物だ。
推しは股間と俺の目を交互に見てくれる。自然と手が伸びて彼女の前で1人で始めてしまった。クチュクチュと卑猥な音が小さく室内で響く中、いつものように名前を呼ぶ。すると「なーに?」と笑顔で返事が来る。たまらず好きだと伝えると「見ればわかるよ」と答えてくれる。それから彼女は右手の親指と人差し指で輪っかを作り口の前で前後した。改めて見せてきた綺麗な舌と手コキを連想させる動きに、あっという間に出そうになって我慢が出来ないことと何度も好きを伝えた。客観的に見れば果てなく気持ちの悪い男なのだが、この時の俺はそれはもう真剣そのものだった。
すると彼女はスマホを取り出し「毎日見てあげる」と動画を撮影し始めた。それも構わずキモさ全開で彼女への愛を言葉にしながらフィニッシュした。彼女を汚さないように向きを変えて出したが、珍しくよく飛んで離れた壁を派手に汚した。
出した後あまりの快感でふらついて壁に手をついて息を乱していると、推しはトイレットペーパーを巻き取って俺のを拭いてくれた。細く柔らかい手指が裏筋に触れてそこから根元へスライドし、思わず小さく喘いでしまう。優しく押し当てるようにして拭き取ると、匂いを嗅いで「くさっ」ととても嬉しそうにしていた。
それを見てまたも好きの言葉が飛び出る。「わかってるようるさいなー」と拭いたトイレットペーパーを俺の顔に押し付けようとしてくる。笑顔の推しに意地悪されながら、これ以上はさすがにと諦め服を直してトイレを出た。
その後は近くの店でドリンクをご馳走し、彼女に電話がかかってきて解散となった。移動前にスマホを触っていたのは恐らく予定をずらすためだったのだろう。
それからというもの、現場での彼女は相変わらず…のように見えたのだが変化があった。
チェキ撮影ではハグなどの密着時にこっそり股間をツンツンしたりギュッと握ったりしてくるようになった。バックハグでは尻を突き出して刺激してくる。イケるものならイッてみろといわんばかりに。
なので俺も考えた。モノにゴムを被せさらに着けられる小型ローターを仕込んだ。
後日、俺の大胆な策に振動で気づいた推しはわざとポーズに悩んだり立ち位置を気にしたりして時間を稼ぎ、真正面からしっかりハグをして見つめながら小声で「ちょうだい」とフィニッシュを促した。思考が停止するほどの快感は密着している推しにも伝わったようで、「自分ばっかりいいなー」と言われた。襲ってしまおうかと思うほど愛おしかった。
以降、バレそうでバレなかった秘密の関係はしばらく続いた。現場に駆けつけたりチェキを撮ったりする金が尽きるまでは。
続きはまたいつか。