マンションを出て駅に向かって歩く途中でドラッグストアを発見して、女2に言われるがまま乳液を購入した。
今日はこのままお開きかと思いきや女2が改札とは違う方向へ歩き出したので、後をついて行き駅ビルの中を適当に見て回った。
軽く会話を交えながらいろいろ見て回った後、軽くお茶でもと喫茶店に入った。
紅茶を2つとサンドイッチを1人前頼んで2人でシェアすることにした。
注文を終えるとすぐ女2はトイレに立った。
ちょうど戻ってきたタイミングで注文していた紅茶が運ばれてきた。
他愛もない会話だが、お互い何となく脱毛のことには触れないようにしてた節がある。
紅茶を飲んだせいか尿意を催し俺もトイレへ。
個室に入ってズボンとパンツを下して便器に座り股間を見ると、つるつるになった粗末なものが。
何を思ったかTシャツを首まで捲ってみると疑似的に裸になった気分でパイパンちんこがより強調されてエロく感じた。
触ってもないのに勃起してしまったことに自分でも驚いた。
嘘のように思えるが、陰毛が生え始めるまでの数日間、トイレに行く度に軽く勃起するようになった。
テーブルに戻ると女2が好奇心に満ちた顔でこちらを見てくる。
女2「どうだった?」
俺「何が?」
女2「何かドキドキしなかった?」
やけにテンションが高いが、要領を得ない女2の質問に上手く返せない。
恐らく脱毛したことだろうなと察して思ったことを正直に話した。
俺「ドキドキっていうか妙な背徳感的なのはあったね」
俺「トイレとは言え今俺公共の場で毛ないのに(ちんこ)出してるんだ……っていう」
女2「そう、それそれ」
流石に勃起したなんて言えなかったが、この時の女2のテンションなら言っても特に問題なかったと思う。
サンドイッチも食べ終えカップの中身も空になって大分経つ。
そろそろ出ようかと俺は支払いのために席を立った。
先に出てていいよ、とレジに向かう俺に「ね、ね」と言いながらやや駆け足で近寄ってくる女2。
背後から肩を掴まれ、何事?と思いながら振り向くと眼前に女2の顔があった。
やや驚いたが、それでも女2はさらに顔を近づけ、耳元でとんでもないことを囁いた。
女2「私今何も履いてないよ」