大学4回生、就活も終わった面子(+サークルの後輩)で宅飲みした時の話。
男は俺含めて2人
女は4回生2人、後輩2人
女2の家で飲み始めて1時間ほど経ったくらいか、後輩の一人の酔いが速く、俺の太ももを枕にして横になった。
すると、その後輩が何やらくすくすと笑いを堪えている。
女子の誰かが「後1ちゃんどうしたの」と聞く。
肝心の後1は「いやぁ~……」と言葉を濁す。
その様子が気になったのか他の女子も何々どうしたのと詰め寄る。
若干頭を上げて股間に視線を運びながら
「言っていいのかな……○○先輩ちょっと匂うっていうか……w」
それを聞いた俺以外の全員は大爆笑。
「昨日風呂入ったのかよーw」
「ちゃんと剥いてんのかー?w」
等言いたい放題。
ちゃんと洗ってるし適当言うなと後1に言うと、後1は、はいはいそういうことにしておきますよ
と言わんばかりの表情で再び膝枕の体勢に戻った。
そこから何分経ったかはわからないが、後1はすっかり大人しくなり眠りに入った様子。
すると、急にガバっと起き上がった後1は苦しそうな声で「やば……」と漏らした瞬間
俺の足目がけて大量の吐瀉物を巻き散らした。
急な出来事に誰も動けなかった。
被害にあってる俺が何故か一番冷静で
後1の後頭部を見ながら「おー派手に行ったな、大丈夫か?」と笑ってた。
他の人が動いたのは後1が一頻り吐き切った後だった。
女子の1人が後1をトイレに連れていき、残りの面子で大量の吐瀉物の処理。
俺は後1と一緒に風呂に行ってシャワーを浴び、吐瀉物塗れになったズボンを洗った。
ユニットバスのカーテン一枚隔てて下半身すっぽんぽんになるが、
当然ながらこの状況では全く興奮しない。
が、ここから次第ではいくらでも美味しくできるのでは?と心の中の悪魔が囁いた。
「ズボン大丈夫?」と女1がこちらに声をかけてくる。
「洗えば問題ないよ、パンツまで到達してたけど」と笑う。
もちろん嘘。大部分は太ももから下で多少股間にもかかっていたがパンツまで濡れるほどではなかった。
辛そうな声で「ごべんなさい~」と声を漏らす後1。
俺も女1も「いいよいいよ、それより全部出しちゃいな」と宥めてあげる。
少しして女2がこちらの様子を見に来た。
「○○、汚れ落としたら洗濯するから洗濯機に放り込んどいて」
「パンツもいい?バスタオル貸してー」
「おけおけ」
カーテンからひょこっとバスタオルを持った手が出てくる。
ここで思い切りカーテンを開けたり顔も出してくれたらと思ったが、
チャンスはまだまだあるので気にせずにバスタオルを受け取った。
前置きが長くなったがここからが本題。
吐き倒した後1を寝かせ再び飲み始めた。
ソファは合皮だったおかげもあり比較的掃除はしやすかったらしい。
俺は再び先ほどと同じソファの右端に座り、テーブルを挟んだ対角線に女1
女1から反時計回りに後2、俺の左に男友達、女2は後2の真正面に座っている。
後1が吐いたことで場の空気も冷え切っていたが、
後1がすやすやと寝息を立てる頃には再び盛り上がりを見せていた。
そろそろ頃合いか、と俺はスマホをいじる振りをしながら
背もたれと肘掛けに背中が納まるような形で肘掛けに体重をかけ、左膝を立てソファに足を置いた。
男友達からは見えないが対角線に位置する女1には俺の股間が見える。
後2にもギリギリ見えてないはず。
緊張が顔に出ないよう注意を払いながら視界の隅に女1を捉えておく。
すると、一瞬女1の動きが止まった。
チラッと目をやると若干目を見開いている。
間違いなく俺のちんこを見た。
女2の性格や酒が回ってるこの状況を鑑みると
「ちょっと、○○あそこ見えてるんだけどw」と言う可能性は高いと思っていたが、
なんと女2は何も言わずにこの状況をスルーしたではないか。
思わぬ僥倖。
偶然を装った露出シチュ続行である。
通常時4cm弱の先まですっぽりと被った包茎ちんこを見られてる。
興奮でどうにかなりそうだった。
女1はというと、酒をちびちびと煽りながら完璧とも言える無表情でちらちらとちんこを見てくる。
酔ってなければ完全に勃起してた自信はある。
が、勃起してしまえば、何もしてないこの状況で勃起するのはあまりにも不自然であり
わざと見せていることに感づかれてしまう恐れがあるため、
今回ばかりはアルコールに感謝と言ったところである。
このままの状況をキープしても良かったが、酔いの勢いに任せて少し仕掛けることにした。
酒が切れかけていることに気づいて男友達に買いに行かせようと試みた。
「お酒もう無いけどどうする?まだ飲む?」と聞かなくていいことまで聞いてしまったのは
心のどこかで今の状況にビビってたのかもしれない。
幸いなことに女2と後2がまだ飲みたがってくれたので男友達に買いに行くよう頼んだ。
俺は下半身バスタオルなのでもちろん行けないし、
夜道を酔っぱらってる女の子を歩かせるわけにはいかないので男友達に白羽の矢が立つのは必然。
そのことに何の疑問を抱くわけもなく立ち上がる男友達。
玄関に行くには俺の前を通る必要があるので通りやすいように右足もソファの上に上げて、
体の向きもやや後2寄りに変えて、膝を抱えるような形で男友達が前を通るのを待った。
すると、女1からはこれまでよりも見やすい形になり、後2からも見えるようになった。
その証拠に、後2は先ほどの女1のように目を見開いていた。
後2はチラッと女1の方に顔を向けると女1は、口角を上げて「見た?」と言うような表情で高2と目を合わせた
意思疎通を図ったように後2も笑う。
男友達が俺の前を通った後もしばらくその体勢を続けた。
俺の股間を見ては目配せをし、片や飲んでる振りをしながら笑い、片や唇を噛みながら俯く等
リアクションとしては上々。
女2は男友達について行ったため、
この部屋にはちんこを見られてることに気づいてない振りをして露出してる俺と
ちんこを盗み見てると思い込んでる女子2人だけという、何とも異様な空間だった。
と言ってもその体勢を続けていたのは30秒もなかったと思う。
事情を知らない2人が出て行ったことで流石に指摘されるかなと思い、
そうはさせまいとトイレに行く振りをして席を立った。
脱衣所の扉を閉めてすぐ聞き耳を立てると、一瞬の間を置いて2人の噴き出すような笑い声が聞こえてきた。
「どうだった?w」
「えー何がですか?w」
「そういうのいいからw戻ってきちゃうからw」
「あんまり普通の時の見たことないからわからないですけど何かちっちゃくなかったです?」
小さく笑う女1
「ポロンって感じだったよねw」
「ちょこんって感じw」
また笑う女1
「っていうか○○先輩気づいてないんですか?普通わかるでしょ」
「見せてたってこと?」
「じゃないとありえなくないですか?」
「いやーどうだろ、だってアレだよ?w普通見せなくない?w」
「確かにw」
2人の会話が何やらまずい方向に進み始めたので慌ててトイレの水を流して部屋に戻った。
2人の顔を見れない俺はそのままソファに戻らず台所で水を一杯飲み心を落ち着かせた。
先ほどの会話を聞いてしまった以上これ以上危険を冒すわけにも行かず、
普通にソファに座り2人と他愛もない会話をしつつ買出しに行った2人の帰りを待った。