ちょい飲みした帰り道の公園のベンチに座り煙草を吸ってた。
若い男の子が、「すいません、写真を撮ってもらえませんか?」って頭を下げてきた
今どきのイケメン男子で、洒落た服装だったのでプログ用か?
「あぁ、良いよ。」ってスマホを受け取る
「あそこの大きな木の所を、バックに入れたいです。」って茂みを指定した。
石段を上がって行くと、先程の場所より高台で下からは見えなくなる。
だんだん森みたいで怪しげです。
「お前何企んでる。」って身構える。
色男金と力はなかりけりと、喧嘩すれば勝てそうでした。
「あっ、違いますよ。
あのぅ僕の趣味につきあって下さい。」
「趣味って何んだ。」
「これから僕が、裸になるシーンを動画撮影して欲しいんです。」って平坦の地面に正座して頭を下げた。
「ええ~ぇ、ヌード撮影って、おい、ちょっとやめなさい。」ってその展開に戸惑う。
ちょうど良く電灯とベンチが有り、休憩ができるスペースがあった。
「とりあえずそこで、話聞くよ。」って座らせた。