夢を見ました。
雨の降る夜です。私は見知らぬ車で住宅街を徘徊していました。
一人歩きの女性を探すためでした。
もう1時間も彷徨って見つからず、諦めて帰ろうと思ったとき、
黒い服装の女性を発見しました。大学生くらいかと思います。
少し先の角を曲がって車をとめ、フードを被って雨をしのぎながら、元の道に戻りました。
女性が少し手前の角を曲がっていくところが見えました。
行先は階段になっていて、回り込むことは困難そう。
私は小走りに女性を追いかけていきました。
雨の日は足音が消されるので楽です。気づかれることなく数メートル後ろに追いつきました。
上着をはだけ、更に女性に近づきました。
ズボンのチャックは全開、陰茎だけでなく睾丸も見えるように工夫して準備してあります。
足音をワザと立てて注意を引こうとしました。女性は気づいてくれません。
階段の途中のアパートの敷地に入っていく気配。
夢の中のためか、私は勇気があり、思い切って声をかけてしまいました。
「あのー、すみません。」
女性は大変驚いた様子でビクッと体を震わせてから振り返りました。
「びっくりしたー。なになに?」
なんでしょう?この反応。まるで友達に会ったような。
全然知らない人です。
まあいいか。
「これ、見てくれませんか?」
と言って股間を指さしました。
女性は私の顔から下に視線を移し、股間を凝視。
そして、ようやく異変に気付いたようでした。
「ばっかじゃないのー!」
と言いながら、走ってアパートの中に入って行きました。
私はその後姿を追いかけながらシコシコ、シコシコ。
女性はドアを開けてから、もう一度振り返りました。
距離があるので見えるとは思えませんが、腰を突き出しておきました。
ドアが閉まってから、私はその場を後にしました。