高校生の時、ぼくが住んでるところでは裸参りという祭りが年末にあった。
どういうものかというと厄年の男の家に数人が集められ、仮眠し、海岸まで全裸で走っていくという祭りだ。
その当時まだぼくは童貞の16歳。ちんこに毛が生えそろってない状態で全裸になることにすごい抵抗があった。
その祭りはほぼ強制参加で参加しなければならない村八分になるような感じでみんな嫌々だったが参加していた。
深夜12時になると、玄関から全裸で海岸を目指して走る。
高校生の集団がフルチンで金玉を揺らしながら走るのはすごい光景だったと思う。
途中、高校の同級生の女子が何人か集まってるのが見えた。寒さで縮みあがったちんこをその同級生に晒しながらその場所を通るのが屈辱的だった。
しかもキャーキャー言いながらカメラで撮っていた。
後日、その同級生の女子にあったとき、
「○○くんのあそこ写真に写ってたよ。男子ってあんなのぶら下げて走り辛そうだよね」
って言われてかなり恥ずかしかったのを覚えてる。
その当時は恥ずかしかったけど、今考えてみたらおいしい体験だったなあと思う。