僕が露出に目覚めた時の話です。長くなります。
大学の微妙に真面目なテニサーに所属していた頃の話です。
微妙に真面目なサークルだったので所謂ヤリサーに居るようなイケイケな奴らは一人も居なく、飲み会でも未成年にはちゃんとソフトドリンクを飲ませるような、そんな微妙に垢抜けないサークルの飲み会での出来事でした。
その時の飲み会はサークル棟の広めの座敷部屋で行われ、男7人女5人でそれぞれ半数ほど未成年だったと思います。
僕は二十歳を迎えたばかりで、同い年の友人と酒に飲まれてベロベロに酔っていました。
私の記憶は酔って後輩女子に得意げに絡んだ記憶を最後に、気がついたら部屋の隅で眠りこけて朝を迎えていました。しかもTシャツだけで下半身には何も身につけておらず、ハンドタオルで股間を隠されているだけでした。
無論酔ってやらかした事を察して激しく落ち込みましたが、ズボンもパンツもない状態では帰宅もままならないので、とりあえず部屋をウロウロしていると部屋の隅の方から「やっと起きたね」と2つ上の先輩女子の声。直後に部屋の照明が点いて、先輩女子の前に自分の下半身が唐突に晒されて心臓を鷲掴みにされる程にドキドキしたのを今でも鮮明に覚えています。あと強烈な吐き気。
先輩はすぐに視線を外して苦笑いをしつつ、「吐き気はどう?」「帰れそう?」「ズボンは洗面所にあるよ」等と大失態を犯した自分にとても優しくしてくれました。すごく救われた気になりました。
洗面所に行くとトイレの仕切りにズボンとパンツがかけてありました。手に取ると若干湿っており、漂ってくる匂いから自分が寝てる間に失禁したことを察しました。
とりあえずズボンを履いて部屋に戻ると先輩は帰る準備をしていて、記憶が全く無かったので昨夜の事を聞きました。
話によると酔った私は同期とウイスキーの飲み比べをしてすぐに潰れてテーブルから離れた所で大の字になって寝ていたらしく、人に絡んだり暴れたりはしていなかったとのこと。
ただ、深夜の2時程になって部屋のど真ん中で大量に失禁したらしいと。部長(男)が気を利かせて(多分匂いが充満しないように)ズボンとパンツを脱がせてトイレに干してくれたとのこと。ただその後で酔った部員にさんざんおもちゃにされ、やたら盛り上がってたこと。
先輩がそこまで話すと「スマホと鍵はテーブルの上にあるよ。じゃ私は眠いんで帰ります」と言って帰ってしまいました。
大失敗した後悔と申し訳なさを胸にスマホで時間を確認すると朝の6時くらいであることが分かり、同時に何件ものLINEの書き込み通知があることが分かりました。
これまで飲み会で潰れた人は写真撮られてサークルのLINEで共有されてきたので不安に思いつつ若干震える手でLINEを確認すると案の定自分の下半身が晒されてました。しかもモザイク無しな上に同期(男)と他専攻の同期(女)がピースで画面端に映ってる始末。他にも大の字の状態で股間の前に一升瓶を置いて隠した状態での集合写真などが飲み会に参加していない15人程のメンバーにまで晒される羽目に。別の画像で先輩の嘔吐シーンが一緒に晒されていたことと、LINEの反応を見る限り皆楽しそうだったことが若干の救いでした。
もうこの時はサークルをやめる気しかなかったのですが、その後の皆の対応がなかなかに上手く、気に触れないように冗談として弄りつつ上手く振る舞ってくれたので卒業まで続けることが出来ましたし、ついでにある種仕方ない状況下での露出というモノに目覚めてしまいました・・・。
あの時、シラフだった後輩女子やまとめ役の先輩女子に失禁を晒した挙句、気絶した状態で下半身を公開していたと思うと今でも気が気ではありません。
本当にご迷惑おかけしました、今でもあの時のLINEの画像で抜いています。