皆さんのように度胸がない私は、普段は股間のもっこりを見せつけるだけ。
今日もいつものように薄手の生地のハーフパンツを履き、もっこりを隠しながら地下鉄に乗り込んだ。
できるだけ空いている車両を選び、一人の女性の対面の席に座った。
30歳半ばの人妻風で、所在なげにスマホを触っている。隣のサラリーマンが爆睡中を良いことに、上着の裾を少したくしあげ、竿の形までくっきりと浮かび上がった股間のもっこりが、女性の視界に入るように調整。
寝たふりをしだして程なく、女性の素振りに変化が現れた。それまで臍のあたりで操作していたスマホを顎のあたりまで移動させ、こちらの顔をうかがう様子。
何度か確認し安心したのか、スマホを操作する指の動きは止まり、視線はこちらの股間あたりに固定された。
「見られてる!」
愚息はさらに膨らみを増し、思わず腰を前に突き出した。女性は少しビクッとしたが、こちらがそれ以上動かずにいると、再び視線が股間に固定された。
「いけるかも!」
少しでも嫌悪の表情が現れたら、すぐに撤退するつもりで、カバンでガードしたハーフパンツの上から硬くなった竿をしごきだした。
角度的に、女性には竿の形に沿って動く指の上下運動は見えているはず。