※他の体験談のように、通行人に見せつける系とは異なりますので、そういうのが好きな方は読んでもおもしろくないかもしれません。
待ち望んだ尻ニキビができたので皮膚科に行ってきました。もちろん女医の皮膚科です。前に別件で何度か行った事のある皮膚科なのですが、ここの皮膚科では事務員(かなり美人、ナース服ではないので事務員と思われる)が問診票を女医に渡すために診察室を通るのです。実際に診察中に、事務がやってきて女医のデスクの隅に問診票を挟んだファイルみたいなものを置き、何かを記入してデスク上の付箋?を貼っていくこともありました。
受付で問診票に「ニキビ」とだけ記入します。
混雑している時間帯だったためか、
看護師「エルモアさん」
1時間ほどして名前を呼ばれ診察室に入ります。
女医「ニキビですか…。そんなにひどくはないように見えますが…」
俺「いえ、あの…言いにくいのですが尻の方にニキビらしいものができて、座ると痛くて…」
普通の困った顔で説明します。
女医「痒みはありませんか?」
俺「痒いこともあります」
女医「1か所だけですか?」
俺「はい」
女医「……それではこちらで患部が見えるようにしてうつぶせになってください」
(キター!!)
カーテンで仕切られたベッドの空間に案内されます。
カーテンが閉められ、
女医「準備ができたら声をかけてください」
と言われました。
ここからの話は実際は5分にも満たない一瞬ですが、細かく書くので長くなります。
ニキビができたのは左側です。ズボンとトランクスを脱ぎ、ベッド横の足元に置いてあるカゴに畳んで入れます。トランクスが下になるように。そうすると後で取り出す時に手間がかかるので見られる時間を延ばせるはずです。カーテン1枚越しでこんな姿になる時点でドキドキです。ニキビができたのは左側なので本当はトランクスを横に少しずらすだけでも良かったのですが…。
カーテンの重ね目の方に尻を向けて寝ころびます。さすがに四つん這いになる勇気はありませんでした。
俺「すみません…できました…」
女医「あけますよー」
カーテンが開けられ看護師と入ってきます。ちなみに看護師は30代前半の、普通の顔でした。
(ここからは会話をできるだけ思い出しながら書きます)
女医「左側ですね、他のところもちらほら…」
女医「結構大きくなっているので、座ってる時につぶれて、化膿してを繰り返してる…ようですね…」
両手を尻に置かれて指先で柔らかく患部を撫でられます。2人の女性に見られている事と、両手で触られていることでギンギンでした。
女医「はい、いいですよ」
一瞬ですが四つん這いの姿勢をとってベッドの上に座りました。
女医「お尻にニキビができているので抗菌薬を出しておきます。1日数回塗ってください。」
俺「はい」
女医「消毒してガーゼ」
看護師が後ろの棚にある小さな霧吹き?みたいなものとガーゼを手にとります。残念ながら医師は診察室のカーテンの中が見えない場所に戻ってしまいました。
看護師「すみません、もう一度寝てください」
医師がいなくなって1対1になったこともあり、少しやってみようと思い、仰向けで寝ました。看護師から丸見えです。
看護師「あ、逆で…」
俺「あああはい、すみません、緊張で…」愛想笑いをしながら再びうつ伏せです。
看護師「冷たいですよー」
エタノールでしょうか、シュッと吹きかけられました。そして手が尻に触れ、ガーゼを当てられ、終了です。ここからが最高でした。
吹きかけられた消毒液は、シーツや肛門の方にも滴っていました。
看護師はティッシュを2、3枚とり「失礼します」と言って
尻の割れ目に沿ってティッシュを動かします。まるで子供の排泄の処理をするように丁寧に、下(前)の方から…。玉袋や肛門にも当たるように、滴った消毒液を拭いてくれます。
その時、
「すみません」
事務員の声です。
シャッとカーテンが空きました。
事務「あ、失礼しました」
カーテンが閉じられます。
看護師に全部を見られ、拭かれ、事務員にも見てもらえて頭がパニック状態です。
看護師「はい、いいですよー」
私は足の位置は動かさずに腰を後ろに持ち上げました。ゆっくりと。
ちょっとだけ看護師の腕に尻が当たりました。
ベッドから降りて足元のトランクスを取ろうとし、
俺「あ、すみません、ティッシュ1枚いただけますか?」
振り返って言います。もちろん丸見えです。
看護師「はい、どうぞ」
俺「ありがとうございます」
本当はもう濡れていなかったのですが、正面から女性に見られながらティッシュで尻~肛門の辺りを拭きます。
俺「もう一枚いただけますか」
そう言ってもらった2枚目に、1枚目をくるみ「ありがとうございます」と言ってベッドの上に置きました。
前かがみになって足元にあるズボンを避けてトランクスを持ちます。こんな状態を後ろから見たらどうなっているのでしょうか…。ああ、恥ずかしい。
ズボンも履いて女医の前を通って診察から出て、待合の椅子に座りました。
事務「エルモアさん」
会計です。名前が呼ばれました。
「○○円になります。処方箋が出ていますので薬局で…」
ついさっき自分の尻、肛門を見たであろうきれいな女性にこんな事を言われます。もちろん相手は仕事ですので平然とした顔をしていますが、内心は何を考えているのか…。
尻ニキビは悪化すると不便ですが、なかなかおいしい思いをできました。
つまらなかったらすみません。