このサイトを訪れる方なら年齢、性別に関わりなく他人に知られたくない秘密が有ると思いますが、逆に他人の秘密を知りたいと思いますか。
あなたはその秘密を覗き見ることに興奮しますか?
私は職場で机の中や更衣室のロッカーを開けられ、下着を盗まれたりトイレでの排泄行為まで覗かれた経験があります。恐らく盗撮もされているようです。
それは近年の技術と発明によって生まれた産物によって行われているのです。
『スマートフォン』
通話履歴、ラインにメールの履歴、アドレス帳、ネットの閲覧履歴はおろか画像や動画とプライベート全てがあの小さな筐体に収められているのです。
しかもネットが普及した今は、一瞬でそれを世界中に拡散出来るのです。
霰もない映像を撮影していて、それを第三者に見られた時のダメージは想像もできません。
以前、私が同僚と飲んでいた時でした。その中の一人の後輩男性はかなり酔っていたのか自分の彼女の自慢話を始め、私達女性陣に不快な思いをさせていました。
しかもスマホの待ち受け画面は彼女との熱愛ぶりを見せつけるような画像で、私達と容姿を比較してマウントを取ろうとしたのです。
しかしここで彼は大きな失敗を犯しました。彼は酔っていたのか、スマホをテーブルに置いたまま違うテーブルへ移動してしまったのです。
そしてそこには彼の事が大嫌いな可奈子(後輩女性)がいました。
可奈子は彼のスマホを手に取ると慣れた手つきで画面を操作しています。
彼の最大の失敗はスマホにロックを掛けていなかったことです。
「久美子さん、見て見て(笑)」
可奈子が見せてきた画面には彼が自慢の彼女と裸で絡み合う厭らしい画像が写し出されていました。
俗に言う『ハメ撮り』と言われるものです。
「こんなのも有りましたよ(笑)」
「可奈子ちゃん、駄目よ辞めなさい」
可奈子は人の失敗や不幸な話題を喜ぶタイプの女性でした。
そんな女性が他人の汚点を見つけて喜ばないはずがありません。
私も「辞めなさい」と立場上、彼女を制しましたが本心はその画像を見て、彼と彼女がどんな痴態を繰り広げているのか興味津々でした。
可奈子を中心に下世話なネタに惹かれた女性達が次々と集まってきます。
翌日は『ハメ撮り』と彼の悪口で社内は盛り上がりを見せました。
しかし私はこの夜の飲み会から別の事を考えていました。
(もしも自分のスマホから秘密が洩れたら)
私のスマホから情報が洩れるとしたら、二つの条件をクリアしなければ私の秘密を知る事はできません。
一つ目、ロック解除のパスワードを知っている(解る)事
これは私が設定を解除してしまえば良いだけなので簡単です。
二つ目の条件、私のスマホを私に気付かれずにある程度の時間、入手して自由に見られる環境を作ってしまう。
この二つの条件をクリアしてしまえば私の恥ずかしい行為を収めたスマホを覗き見ることが出来るのです。
私は今、3台のスマホを使用しています。
1台は会社から仕事用に貸与された物。これに自分の秘密を収めるわけにはいかない。
もう1台は(契約)夫との連絡用に使っている物。このスマホはおろか周囲には、私が(契約)結婚している事すら知られてはいけない。
そうなると私の個人用スマホしか残されていない・・・
この“罠”を仕掛けるスマホは決定しました。
しかし罠を仕掛ける相手は慎重に選ばなければなりません。
私の秘密を知って社内中にベラベラと喋る可奈子の様な性格では駄目なのです。
だからといって秘密を握って私を脅迫して来るような人でも困るのです。
とは言え、私と性的な関係を持った社内の人ではつまらない・・・・
同僚の中でも私とある程度面識と接点がある人。
仕事中も大人しく波風を立てず、私の秘密を知っても一人で愉しみ墓場まで持って行ってくれそうな人。
(これが一番難しいのよね)
事務所内を見渡して大人しそうな口の堅い男性・・・・
(居たわ!)
先月、中途採用で入ったばかりの事務職採用の男性。
まだ入って間もないため社員の顔と名前が一致しないと朝礼で言っていた。
(この人ならまだ、いけるかもしれない)
見た目は30代前半、声は小さく身長はそこそこ有るが、身体の線は細い。
正確は大人しく、目立つことより地味な仕事をコツコツやるタイプに思えた。
「ねぇねぇ、あの新人さんは誰?」
「経理と事務職が大変らしくて先月から来てもらってる人よ」
私は仲の良い同僚から彼の事について知っている範囲の事を聞いてみた。
あまり深い事まで詮索すると、「じゃあ、紹介しよう」とまで言われかねないので
程々にして私は可能な限り彼の様子を観察した。
そして結論を出した・・・彼に決めた!
ある日の昼休み、チャンスが来ないかと私は機会をうかがっていました。
そして彼が自分のデスクで一人、お弁当を食べようとしていたのを見かけました。
(今なら周りに誰も居ないし、いけるかも・・・)
「経理君ごめん充電切れそうなんで、ちょっと昼休みだけ充電させて」
「はい、どうぞ」
「30分くらいで戻るから、ごめんね」
私は経理君が使っているノートパソコンにケーブルとスマホを繋ぐと席を外す。
残していったスマホのパスワードは解除しておきました。
これから30分間、彼は私のスマホの中のデータを覗き見る事ができるのです。
データフォルダにはこの日のために特別な画像を用意しました。
画面には知り合いの男に全裸で跨り、下から突き上げられる私の姿。
その私の口には別の男の男性器が挿し込まれている。
また、別の男に後背位で貫かれながら顔の前ではまた別の男の男性器を握らされている画像など数十枚がフォルダに収められている。
四人の男と一人の女の痴態が溢れんばかりである。
フェラチオをしている画像などは私の顔と表情がアップで映し出され、目線はカメラに向けられています。
その表情は恥ずかしがることも無く嬉しそうに男性器を頬張っています。
陰毛を掻き分けて割れ目に挿し込まれた男性器と私の割れ目などは何も隠されていません。
私だとすぐ解る画像だから、これを見た人はどう思うのだろう?
「あの久美子が、こんな厭らしい事をしていた!」
「久美子だから、やっぱり色んな男と姦られてる」
私はこれを見た人から思いっ切り、蔑まされてみたいのです。
そしてこの秘密を知った男が、これをおかずにしてコッソリ愉しんで欲しかった。
30分後・・・・・昼休みが終わる頃。
久「お昼休みにごめんね、充電出来てる?」
経「80%くらいまで出来てますよ」
(どうして君は、それが解るのかしら?)
私はスマホの設定で電池残量をステータスバーに表示させていない。
つまり彼は私が居ない間に、私のスマホを一度は確実に触ったのだ。
彼は決して私と目線を合わせようとはしない。
私も何食わぬ顔でスマホを手に取ると、自分の仕事に戻ります。
「見たでしょ?」と彼に聞きたかったが、それは出来ません。
彼も「見ました」とは絶対に言わないでしょう。
これは私にとってプロ棋士のような相手の打ち方を探る戦いなのです。
ただ・・・どの様な結果になれば私の勝ちになるのかは私にも解りませんが・・・