高校生の頃の思い出話です。
あたしの実家の裏の家にふたつ年上の男の子がいました。
小さなときはよく一緒に遊んでました。いわゆる幼なじみです。
ただ彼が中学生になったくらいからほとんど話さなくなりました。
彼も部活に入って忙しそうでしたし、たぶん思春期特有の異性への照れくささがあったのかなって思います。
たまに顔をあわせても軽く会釈する程度でした。
そうして何年かたって、あたしは高校生になりました。
あたしの部屋は2階で、彼の家のほうに窓がありました。
たしか2年生のときの夏だったと思います。
夕方、部活が終わって帰って自分の部屋に入ると蒸し風呂のような暑さです。
すぐにエアコン入れて、カーテンと窓を開けました。
「とりあえずシャワーしよう!」と部屋着に着替えようと制服のシャツとスカートを脱いだときにふと視線を感じて窓のほうを見ると、お隣の窓に人影が見えたんです。
「えっ(*´・д・)」と思ったんですけど、怖くて気づかないふりをしてたらまた人の姿が見えました。
その時にそれが彼だと気づきました。
「えっ、まさかお兄ちゃん・・・」
子どもの頃、あたしは彼のこと「お兄ちゃん」って呼んでました。
あたしが同級生にいじめられてたときに助けてくれたこともありました。
あたしはお兄ちゃんにあこがれてたんだと思います。
そのお兄ちゃんがのぞきなんて!!
悲しくなりました。
でも同時に「お兄ちゃんに大人になったあたしを見て欲しい!」という願望がわいてきました。
たぶんその時はほとんど思考停止してたんだと思います。
ホックを外してブラを取りました。
きっとまだ子どもの小さなおっぱいだったと思うんだけど、取った瞬間に頭がかぁってなって、エアコン入れてるのに顔が熱くなったのを覚えています。
もうお兄ちゃんのほうは見れませんでした。
だからお兄ちゃんがずっと見ていたかどうかはいまでもわかりません。
もう無我夢中でパンツも脱ぎました。
ベッドに寝て脚を開くと頭がくらくらしたことを覚えています。
その後どうしたのかもう忘れてしまいましたが、お兄ちゃんとはお話しすることもなく、彼は就職されてよその県に行かれました。
それまでにあたしも下半身裸でランニングしたことはありましたが、男の人に体を見られる恥ずかしさと快感を味わったのはそのことが最初だったと思います。
おばさんの思い出話につきあっていただいてありがとうございましたm(_ _)m