落ち着いて飲めるスナックが沢山有る福岡・・・
表通りから少し奥まった場所にあり、場所を説明するのも苦労する。
このお店、二次会以降に利用する人が多く女性客は少ない。周りの店も同じ様な有様で
古い建物に居抜き物件として入るオーナーが多く、設備も古い。
カウンター席やホール周りは綺麗にするがお金のかかる水回りは御座なりにするせいか
女性用のトイレは無い所が多い。ほとんどが共同のせいで私がトイレに行くと必ずと
言ってよいほど誰かと鉢合わせをしてしまう。
金曜の夜、同僚と少し飲み直そうといつものスナックへ、そして時間の経過とともに
アルコールで圧迫された膀胱はトイレに行きなさいと警告を発する。
これが昼間の正常な私なら、トイレに誰か居ないか確認して男性がいる様ならば
タイミングをずらして無人の時に入ります。否、女性なら皆そうするでしょう。
しかしアルコールでテンションが上がった私に頭に「警戒」という文字はありません。
勢いよく入口のドアを開くと中に居る男性に声を掛けるのです。
ギィィィ〜ガンッ!!!
そこに居たのは後輩男性の浜崎君(20代♂彼女無し)
「浜ちゃん、みぃ~つけたっ」
「うあぁぁ、久美子さん何入って来てるんですか?」
驚いた彼は慌てて私の方を向いてしまったせいで、立ち小便器と身体の間から
おちんちんが丸見え状態になってしまいました。
浜崎君は身長180㎝を超える大柄な体格のわりに性格は少し臆病。
先輩社員からは「童貞」と変なあだ名を付けられて、いじられキャラである。
そんな彼がトイレで絶叫に近い大声で叫んだのです。
「浜ちゃん、こんな所で何してるのぉ~」
話しながら、私は彼の股間に付いている一物をチラチラと覗き見します。
「み、見ないで下さいよ」
「見てない、見てないよ~、てか、トイレはここしか無いのよ」
この店のトイレがここにしか無く男女共同なのは事実です。
私が入ってきた時に先客の男性が居た場合は大抵彼と同じ様に驚き、女性の場合は
嫌がって足早にトイレから出てきてしまいます。
しかし口では強がっていますが身体は本当にそれどころじゃない。
スカートの上から股間を押さえてモジモジ、クネクネと身体を捩らせる。
両膝を擦り合わせ、激しい尿意に必死に耐えている。あからさまにおしっこを
我慢している姿など男性に晒さざるを得ないほどピンチなのです。
「ラッキー、トイレ空いてる、漏れるぅ」
このトイレ、手洗い場の隣に男性用の小便器が一つと個室が一つあるだけの古い造りの
トイレでした。当然個室は和式便器で個室を囲う板壁は床から10㎝ほどの隙間が有り
簡単に覗かれてしまうのです。
股間を押さえたまま慌ただしく私は個室に入ります。便器を跨ぎながら素早くドアを
閉める時、彼に一言声をかけました。
「覗いちゃ、駄目だからね!」
スカートを捲りショーツを膝まで脱ぐとお尻を下ろす。と、同時に尿道を通ったおしっこが
便器に向かって落ちていく。
(ふぅ、間に合った・・・)
“しゅぃぃぃぃじょぼぼぼぼぼ”
今夜、私の体内に溜まったアルコールがこの音となり個室内に響き渡る。
和式便器なので、満遍なく溜まった水の上に落ちたおしっこが大きな音を立ててしまう。
敢えて音消しのために水は流さない。そのため音は駄々漏れになる。
仲の良い女性同士なら、聞かれても仕方がないとして、異性がいるとなると話は
変わって来る。
「浜ちゃぁ~ん、まだ居る?」
我慢していたものが解放される時の勢いは見なくてもわかるほどの大音量。
かなりの時間、飲んでいたため膀胱に溜まった容量もかなりのものだと思われる。
それがいっぱいになるまで蓄えられてからの解放。大噴射にもなるはず。
「わあ~~~~恥ずかしいっ!浜ちゃん耳塞ぎなさい!!」
爆音を響かせて外にまで解るほどの放尿に恥ずかしさを感じ、自分で騒いでみることで
音を誤魔化してみようとする。実際には下腹部から響く音の方が大き過ぎてその程度の
声量では掻き消すことは出来ていなかった。
実際、浜崎君はまだトイレ内にいる。絶対耳など塞がない。むしろ聞き耳をたてているはずです。
外から彼の放尿音も男子トイレの水を流す音も聞こえてこないのですから
彼は私の行動に集中しているのでしょう。
薄い壁一枚隔てた向こう側の人が解るように下半身を露にして、しゃがむ事によって
大きく開いた股間の秘裂から豪快に音を立てておしっこをしているのです。
その音を聞いて男性はどう思うのでしょう?
それにしても今夜のおしっこは長い・・・
もう30秒近く出ているのに勢いが弱まる気配がない。
(外が静かね・・・覗いてるかな?)
自分では長く感じる時間ですが実際は一分ほどです。私の放尿が終了する。
トイレットペーパーをガラガラ巻き取る音がトイレ内に大きく響き渡る。
これから私があそこを拭くことを外の人に印象付ける。
続いて水の流れる音・・・衣服を直すと私は期待して個室を出る。
「浜ちゃん、まぁ~だ居たんだ(笑)おしっこの切れでも悪いのかな?」
背後から近づくと彼のズボンのベルトを掴んで揺すってみる。
「ちょっと、辞めて下さい」
私は慌てる彼の反応を楽しみながら、便器の隙間から彼の股間に視線を向ける。
「えぇぇぇぇヤダぁ、おっきくなってるぅ」
驚いた振りをして、両手で自分の顔を覆うようにぶりっ子のポーズをとる。
勃起したおちんちんの先っぽからは何か粘り気のある汁が垂れ始めている。
「わわわわ、見ないで下さい!」
「もしかして音、聞いて興奮した?おちんちん弄ってた?」
彼の慌てふためく姿から、彼は私のおしっこの音を聞いて自慰行為に耽っていたのは
バレバレ。
「ちっ、違うんです。これは・・その・・そういうんじゃなくて」
「いいって、いいって!べつに気にする事無いって(笑)」
童貞男子が慌てふためく姿は見ていて愉しい。
「私が後から入って来たんだし、おかずにされてもしょうがないよね」
「おかずって・・・・」
「今日、飲み過ぎたんだよね~。この店ここしかトイレ無いし~」
薄い壁一枚挟んだ向こう側に男性が居る所でおしっこをするのは露出狂の私でも
正直恥ずかしい。しかしその音を聞かれたり覗かれて男性の「おかず」として
利用されるのは愉しい・・・
彼の前で思い出したように耳まで真っ赤になり、きまり悪そうに舌を出す。
「浜ちゃんがオナニーしてた事は内緒にしてあげるからね」
女性上司から「オナニー」とか「おかず」などという直接的な淫語を聞かされたら
男性はどう思うのか気になり彼の表情を上目遣いに眺めて私は彼が童貞であることを
確信しました。
(目が泳いでる)
「解りましたから、久美子さん出て行ってください」
「そうね・・・御免ね」
店内に戻った私は新たな一杯を注文し、トイレの方を観察していました。
(長いな・・・)
何度も腕時計を確認し、時間の経過を気にしてしまう。ようやく戻ってきた彼は
何もなかった表情で座席に戻ります。
「遅かったね、オナニーの続きでもしてた?」
周囲に聞こえないようにこっそり彼に耳打ちしてみます。
「なんか、変な臭いするんだけど・・・マジでしてた?」
彼の傍でおちんちんを握ってピストン運動をする仕草をしてみせます。
慌てて私の手を押さえて否定をする彼の動揺具合は本当に面白かった。
(絶対、君は童貞だ・・・)
私は今夜から彼の「おかず」の一つにされる事を感じ取りました。