コロナが流行る前か流行りかけの頃なので結構前になりますけど、その頃、仕事の関係で少し田舎の方で暮らしていました。
田舎なので当然スポーツジムとかは無かったので、運動不足を解消するために夜に運動公園でジョギングやウォーキングをしていましたが、いつの頃からか露出にハマってしまってました。
公園の周りは畑しかなかったので、深夜になれば誰も出歩いてないけど、万が一に備えて、グランドの脇にあった倉庫みたいなところで裸になってから、ドキドキしながらグランドを走り回っていました。
ある日、地元の学校の運動部の試合か何かがあったので、関係者でもないのに見学に行ったとき、(私は、あそこを裸で走り回ってたんだなあ)と思い出しながら、私一人だけ別の意味で興奮してドキドキしてました。
転勤が決まって、引っ越しの準備がほとんど終わった夜。たぶん、人生最後の露出になるだろうからと思い切ってパイパンに。そして、全裸でアパートを出ると、玄関のドアに「ただいま、公園で全裸ジョギング中です。全裸で帰ってきますのでビックリしないでください」と書いた大きな紙を貼り付けてから、公園まで行きました。
グランドのど真ん中にヨガマットを敷いて、試合のときみたいな大勢の人達に見られている妄想をしながら、十分に準備運動をしてからグランドを走りましたが(誰か公園に入ってきたら絶対にバレちゃう)という緊張と興奮からか、いつもの3倍ぐらい汗をかいていた気がします。
走り終わった後もまた十分すぎるぐらいストレッチをしながら、妄想の中の人達にツルツルのアソコとかを見せつけてましたが、クールダウンのはずなのにまた汗が出てきてしまい大変でした。
玄関のドアに貼り付けた紙は朝までそのままにしてみようかなと思いましたが、新聞配達の人とかに見られたら恥ずかしすぎるので剥がすことにして、帰る途中も汗をかいてしまったので、お隣りさんの迷惑にならないようにあまり音を立てないようにシャワーを浴びて、眠れない夜を過ごしました。